自分の居場所
最近とても暑くてとても困っている。私は在宅勤務なので自室で作業をしているが、この部屋にはエアコンが付いていない。今まではエアコンなくても大丈夫だだったのです。本当に。南東北の市街地のはずれの我が家の北側には茂みがあり、そこから涼しい風が入ってくるので少しあついけれども扇風機をつければ大丈夫だったのです。
しかし今年は気温が35、6度にも上昇していてとてもではないがいられない。あきらめて独立してしまった子がいた部屋に移って作業していた。
作業はできるし涼しい。
へえ、あの子はこんな窓からの眺めを見てすごしていたのかと子のことを思う。早起きでいつも朗らかな子はこうして巣立っていたのかなどと考える。
しかし、なんとなく落ち着かない。
私にとってのパワースポットは私の部屋なんだと思う。この部屋で眠ったりお仕事したりnoteを書いたりピアノを弾いたり本を読んだりして誰に文字まされないで過ごすことができることで元気になっていたんだなと感じた。
エアコンをつけるかどうかとても悩ましい問題なのだ。
もうすぐ立秋だ。夕方外に出てみたら沈んでいく日の傾きがもうすぐ空きが来るのを感じた。確かに暑いけれども何とか乗り越せる気がする。
テレビやスマホで熱中症警戒情報を見ると恐ろしくて朝のお散歩を控えて軽くストレッチをしたりヨガをしたりして過ごしている。でも家の中にずっといると心が辛くなってくる。外に出ないと息が詰まりそう。窓を閉め切ってエアコンをかけて過ごすことは快適なのだけれども、心はあんまり快適じゃない気がする。
夜も暑くてよく眠れない。家族の物音に敏感になってしまう。明け方の蝉時雨で目が覚めたりする。
外の虫の声がするので確実に秋が近づいてきているんだと思う。
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