今日は夏至
夏至はわたしにとって、特別な日です。
振り返ったとき、意味のある特別な日は、人生の中では一つではないと思うので、 今日は「特別な日の一つ」ということになりますが、去年のこの日、わたしは、この地に初めて降りたったのです。そうして、わたしの人生は、大きく道を変えていくことになりました。
ごくフツーの主婦だったわたし。優しい旦那さんに、かわいい子どもも大きくなり、これからもこの生活は変わることなく、不自由なく、平凡に、穏やかに、妻、母という役割を全うして、人生を終えるはず…だった、わたし。
そんな平凡な主婦が、ある人と出会い、つよく揺さぶられ、今まで寝ていたみたいに生きていたと気がつき、
或いは、水をぶっかけてもらい、わたしの中のタネは芽を出して、
或いは、わたしの中に住まう蛍が灯りを灯し、
それは幾度も消えそうになりながらも、消えることなく、今なお、わたしの人生を照らし続けています。
これから、少しずつ、わたしに起こった出来事、冒険とその後、心の旅の様子を書き留めていけたら、と思います。