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海外で日本人男性はモテるのかについて②

 二つ目は、モテないドイツ人女性をターゲットにアタックすることである。

 至極当たり前の話だが、どこの国でも、モテる人とモテない人がいる。例によってドイツでもそうだ。
 恋愛市場の中では強い立場にないが、それでも恋人を作りたいドイツ人女性はいる。要するに、あまりモテないが、彼氏は欲しいというパターンだ。

 そういった女性は、時として、アジア系男性にその悩みの答えを見出すことがある。典型的な例でいえば、K-POPアイドルに夢中になるというのがその一つだ。K-POPアイドルのエキゾチックな見た目にのめり込めば、アジア人男性=K-POPアイドルのような男の子たちというステレオタイプができる。極論、そういった人たちにとって日本人であろうが、中国人であろうが、アジア系はK-POPの男の子なのだ。薄い顔、さらさらとした黒い髪、これらは魅力になるのである。(個人的には、世界中の人々のそれぞれの見た目にはそれぞれ魅力があると思っている。)

 こういった女性にアプロ―チする、またはアプローチを受けてデートにいくのはそれほど難しいことでない。

 ただ、注意点がある。

 それは、モテない人には、モテていない理由があるということである。異性にモテない理由として、清潔感がない、性格に癖がある、ルックスが魅力的でないといったものが挙げられるだろう。
ルックスの話はさて置き、問題なのは性格に癖がある場合だ。

 ここからは私の実体験だが(ほぼ自分語りなので興味がない方は飛ばしてください)、自分が留学中にアプローチを受けた女性は、性格が一般的な人と比べてかなり個性的だった。初対面でインスタの裏アカでフォローされ、親しい友達にも入れられていた。酒の席では、酒の勢いに任せて身体を触ってくる、家に泊めようとするといった強引さがあった。毎日のようにメッセージアプリに遊びの誘いが来ており、何度断っても誘ってくる、不在着信を入れる人だった。周りのドイツ人に相談したら、この人のメッセージはしつこいねと言われるくらいだったから対人コミュニケーションに問題があったのだろう。

 これはあくまで私の極端な実体験に過ぎないため、一般化することはできないが、モテない女性をターゲットにするのには、そういったリスクが伴う可能性があるということだ。そのため、どうしても海外で彼女が欲しいという男性にはまあおすすめできる方法ではあるが、その内容は保証できない。

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