浮き草医

「暮らしたいところで仕事を探す」 国内、海外で臨床医として暮らし、働き25年。 これま…

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「暮らしたいところで仕事を探す」 国内、海外で臨床医として暮らし、働き25年。 これまでの経験が、皆さんの今後の生活のアイディアとなれれば。

最近の記事

Ⅰ大学病院時代@東京 ①研修医 その2

研修医として大学病院外での初勤務(アルバイト)は、一般的には関連病院の夜間当直を振り当てられます。 まだ日中の外来を担当する技術も、話術も、臨床知識すらも足りていませんから。 そこで、マニュアル本を握りしめ、想定される救急外来受診患者や入院患者の症状(発熱や腹痛など)から鑑別診断や、治療薬を調べたり書き出したり、呼び出し音が鳴るのを当直室でビクビクしながら待つことになります。 一応お守り代わりに医局の先輩医師の携帯番号や、大学病院の電話番号(いざとなれば用)をポケットに持って

    • Ⅰ大学病院時代@東京 ①研修医 その1

      Ⅰ大学病院時代@東京 ①研修医 その1 大学6年間を無事終え、合格率90%、合格して当たり前、という医師国家試験にも通り、4月から勤務開始、という流れを誰しもが思い描くことでしょう。 しかしここに良くわからない制度の不思議がありました。 厚労省からの医師国家試験の発表は何と5月に入ってから。 でも病院勤務開始は一般の日本企業に合わせた4月から。 つまり、病院で医師として働き始める始めの1か月は、国家資格もまだ与えられていない「見込み医師」として働くのです。 患者にしてみれ

      • 経歴と資格

        Ⅰ大学病院時代@東京  ①研修医 内科ローテーション  ②救命救急センター研修  ③内視鏡センター研修  ④医局と内科バイト  ⑤博士課程 Ⅱ海外クリニック時代@上海  ①派遣前研修@国内  ②日系クリニック  ③外資系クリニック Ⅲ民間病院時代@北海道  ①精神科勤務  ②精神保健指定医資格症例研修  ③産業医バイト 医学博士、産業医、精神保健指定医、難病指定医、英語/中国語(北京語)診療 それぞれ約10年ずつ程度の期間です。 上記の詳細について、実際の経験やあまり

        • これから書いていくコト

          初めまして。 日本の医師免許を持つ、日本人男性です。 いろんなところに行ってみたくて、暮らしてみたくて、何ができるのか いろいろ挑戦して来て、はや25年。 いわゆる一般の医師、の経験ではないものもあったかな、と思います。 これからココにその備忘録のようなものを記していくつもりです。 そんな暮らしもあるのかー、と目を通してもらえれば。 少しでもこれからのヒントになるコトを拾っていただければ。 どうぞよろしくお願いします。

        Ⅰ大学病院時代@東京 ①研修医 その2