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芸人さんの推し方について

あくまでも、個人的な意見なので、以下読まれる方は自己判断でお願いします、、💦

トピックは、ラニーノーズさんのファンのTwitterについて。

Twitterで見かけ、noteを拝読し、一人のお笑いファンとして居ても立ってもいられなくなりました。

実際にご本人様にDMで送った文章を、少し変えて投稿します。
きっとご本人様のDMの中で埋もれているだろうし (元々届くと思って書いたものでもないし!笑) 、向き合って書いた文章を、形として残しておきたくて…!

ここら辺の話は色々とセンシティブなので、もし読んでくださる (奇特な) 方がいらっしゃいましたら、自己判断でお願い致します、結構長いです。

以下、自分の気持ちをそのまま書いているので、もし強い言葉などで不快な気持ちになられましたら、大変申し訳ないです。
何度も繰り返すようですが、あくまでも個人的な意見です、あしからず!💦



名前は伏せますが、私は以前、とあるコンビのボケの (ネタを書いていらっしゃる) 方を推していました。
日常の些細な部分を切り取り、簡潔なセリフで観客の想像力を掻き立てるような、そんな温かい言葉を紡ぐボケの方の、センスが大好きでした。
そのコンビは、イケメンでスタイリッシュな容姿から、リアコ勢や顔ファンが多いことで有名でした。

正直に言うと、私はそれがとても嫌でした。

彼はそれを言葉に表して嫌がっていたのに、ワーキャーは一向に減らないし、運営側のTikTokも段々ワーキャーに向けた企画が多くなり、本人が嫌だと言っていたにも関わらず、推していたボケの方が毎回その企画に参加しているのも、推しを降りた理由の一つでした。
一言で言うと、いたたまれない気持ちになって、見ていられなくなったのです。

芸人さんは、自分の芸を見てもらい、その芸に磨きをかけ、生活していく生き方を選んだ人達。顔なんて鼻から売りにしていないでしょう。
そして、芸人も当たり前ですが、人です。時が来たら好きな人とお付き合いもするだろうし、結婚もするかもしれない。そしてもちろん彼らも歳をとっていきますよね。
果たして顔ファンは、そのときも彼らのファンで居続けるのだろうか。答えはノーだと思います。
現に、熱愛が出て冷めたというリアコの方をたくさん見てきたし、顔を売りにしているアイドルでさえ、賞味期限があります。
容姿を売りにしていないのに、勝手に容姿を見て好きになって、勝手に時がきたら離れていく。その度に、なんて残酷なんだろうと胸が痛くなる思いでした。

そして、これは完全に偏見ですが、そういった、いわゆるワーキャーの推し方の人は 「グッズ=愛」 や 「現場の回数 = 愛」 などといった物質的なもので判断してる人が多いような気がしたからです。

私は親が厳しく、実は家でお笑いやバラエティーを見ることも禁止されています笑。でも、私は芸人という職業に誰よりもリスペクトがあると思ってるし、当時はその推しのことを誰よりも大好きだと思っているという自信がありました。

グッズだ現場数だ、認知されてるだされてないだ、など、 「まぁなんとつまらないことで喧嘩をして、さぞかしお暇なことですね」 ぐらいには見下していました (性格悪!笑) 。

でもこれは、昔の私の考えです。
とても偏った見方だったな、と少し恥ずかしくなります。
もしかしたら、自由に劇場に足を運んで、グッズを買えている同担の方に対する僻みもあったのかもしれません。

表立って言うことはしませんが、現に私は今、ある芸人さんを (控えめにですが笑) ワーキャーしています。笑
「 (ワーキャーに対しても) 応援してくれているだけ僕らはありがたいと思う」 という、 (今推している!) 芸人さんの言葉が、私の偏った価値観をガラッと変えて下さった転換点の一つだと思っています。

そしてもう一つの転換点を挙げるとするならば…。
あるとき、ふと気が付いてしまったのです。
いわゆるワーキャーという人達は、誰よりもお金を落とすのだと。そしてワーキャーは、多数でマウントの取り合いができるほどの沢山の人数がいるのだと。
もちろん、お金を落とす人が偉いというつもりは更々ありません。というより、 「そんな冷たい世界であってほしくない」 と表現する方が正しいでしょうか。

忘れてはいけないのは、芸人である彼らは個人に向けて活動をしているのではなく、大衆に向けて活動をしています。私たちと同じように、生活がかかっています。

たとえ自分にとってはいいと思えないものでも、他の誰かは面白いと思っているかもしれない、他の誰かは救われているかもしれない。
こちらの方でいう、Runny Noizeの「The Name」のように。

時代と共にニーズは変わります。昔がよかったという意見もあるでしょう。変な方向へいっている、と不安になる気持ちも分かります。しかし、それでは変われないのです。人は成長できないのです。
きっと、1番不安なのは行動を起こす本人達、ならば私達ファンが支えてあげよう、となるべきでないか、と思うのは理想論でしょうか?

「ファンアート法的処置」 というヤーレンズさんのYouTubeや、ハイツ友の会の解散における西野さんの文章、夢小説などで書かれるようになった 「周辺B済み (本人や関係者の目に届かないようにブロックをする) 」 など、推し方について様々な議論がなされたり、細やかな配慮が求められたりと、自由に推し活をしにくい世の中ではあります。

私自身、前からどこかモヤモヤしていた部分があり、いつか自分の中で言語化したいと思っていました。
そして、だいぶ遅いですが、やっと納得のいくレベルの言語化ができ、またこのことについて考えられる、よい機会になりました。
しゅんき様に感謝申し上げます。
(記事、勝手に引用してしまい申し訳ないです!😭)

こんなにも拙く、何様だよ、というほど上から目線で偉そうな文章だったにも関わらず、最後まで読んでいただき、大変感謝しております。
ここまで読んで下さった方にも並べて感謝申し上げます。

沢山の文章の中に埋もれてしまうかもしれませんが、最後に言わせてください。

私は 「お笑い」 を心から愛しています。

「お笑い」 という、この最も建設的なコンテンツが、それぞれの身の丈に合った形で応援できる日がくることを願って。

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