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”勝率”? ”リスク・リワード”?どっちをとりますか?


FXを初めて間もない頃、妄想全開の私はこんな風に思ってました・・・(/ω\)


”勝率も良くて、リスクリワードも良くすりゃいいんじゃない??”って・・・(笑)

まぁ、たしかに両方良いに越したことはないですよねー勝ちまくって、たまに負けた時は、少額の損失!


 まさに理想ですよね!( *´艸`)


しかし、世の中そんなに甘くはないです・・・

それは、なぜか?

 ①勝率を高くする=利確が早くなりがち=少額の利益

 ②多額の利益=利確の目標値が遠くなる=勝率が悪くなる

不思議と上記の図式になってしまうのが現実です。( ;∀;)

また、利益のことだけではなく、損失の面も考えなくてはいけません。

悲しいことに①②ともに、利益よりも損失を小さくしなければ、お金は増えません・・・(>_<)
 


 俗に言う、「損小利大」ですね!

しかし、人間の脳というのは、これまた厄介にできています。

”プロスペクト理論”という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか・・・


「見える利益は、早く確定したい、まだ現実化していない損失の確定は後回しにしたい」

基本的には、人間の脳は、こうできちゃっているようです・・・(@_@)


しかし人間は、理性がありますが、これをコントロールできる人と、できない人に分かれてしまうようです。

また、先天的にできる人、訓練してできる人、訓練してもできない人・・・なかなか、やっかいですね・・・(-_-;)


先天的にできる人は、ごく一握りの人で、天才か、お金にまったく興味がないか・・・( ゚Д゚)


大抵の方は、”欲と恐怖”をコントロールするのに苦労することになると思います。(/ω\)

もちろん、私も後者・・・”欲と恐怖”に支配されまくりです。( ;∀;)


では、”欲と恐怖”を理性でコントロールし乗り越えるには、いったいどうすれば良いのでしょうか!?


まずは、人間の脳のしくみから見ていきましょう。


<人間の脳の構造>

・人間の脳は、3つの基礎構造を持っているそうです。

 ①爬虫類的脳(脳幹)
  本能的な反応を司り、呼吸や心臓の鼓動を維持したり、闘争と逃走など
  原始的な本能をコントロールします。
    
 ②哺乳類的脳(大脳辺縁系)
  感情や性的発動や快楽中枢を司ります。
  ホルモンのシステムや免疫、感情、記憶などの部分を担っています。

 ③人間的脳(大脳新皮質)
  論理的思考や数学的思考など知的なプロセスを司ります。

  
 
 

損失などの恐怖、怒りは、②哺乳類的脳(大脳辺縁系)が活動していることになり、①②をいかにコントロールするかが、鍵となるようです。


  


①②をコントロールするには?

   
  ◆③の人間的脳(大脳新皮質)をうまく使い、理性で物事を考える。
  ◆大きい変化は、①が拒否反応を起こすので、小さい変化の繰り返し
   で習慣にしてしまう。

      
 
 やはり、人間は、日々の”習慣”が大切なんだと思います。


”欲と恐怖”をコントロールするには、人間脳を使い、習慣化することが、成功への近道になると私は思っています!(^^)!


<参考>私が読んで、面白かった書籍です!(^^)!
  「あなたのお金と投資脳の秘密―神経経済学入門」
              ジェイソン・ツヴァイク (著)

  「行動経済学の逆襲」
              リチャード セイラー (著)

少しでも読んでいただいた方のお役に立てれば幸いです。


長文お付き合いいただきありがとうございました。!(^^)!




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