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僕が一番好きで、一番尊敬していて、一番憧れている人

朝4時にnoteを書き殴り、9時半に目覚ましをセットして布団に入った。
結局、布団でTwitterを見てしまい、6時を過ぎても寝れないという初歩的なミスを犯しました。
いつの間にか寝ていて、気がついたら10時半前。
微かにあるのは、9時半のアラームを消した記憶。
しくじった。
急いで準備をする。
今日も今日とて真っ黒の服装。
一応トートバックは持っていこう。
一応、ラスターカラーのバンドは持っていっておこうかな。
危ない、モバイルバッテリーを忘れたら詰みだ。
心配性故にGoogle マップを見まくるから、バッテリーの消耗はバカにならない。

普段の僕は乗りたい電車の発車時間の15分前くらいに駅に着いて、「いや、一本前の電車に乗れちゃうじゃねぇか」といつも思う。
でも今日はギリギリになりそうだった。
結構走ったりしながら、「あと3分で電車が出ちゃう、やばい」と焦っていた。
そこへ、電話がかかって来た。
画面にはバイト先の名前が出ていた。
オーマイゴットファーザーが無事降臨なされました。
電話に出ると、バイト先の社員さんでした。
昼にバイト先から電話がかかって来た時に言われることは、「今日、バイト来れたりしますか?」しかない。
実際これだったのだが、僕が何か言う前に社員さんが「あれ、電車の音してる?もしかしてお出かけ中でした?」と感づきました。
僕が「バレました?」と言うと、社員さんが「夜までお出かけですか?」と聞き返して来たので、「申し訳ないです、夜まで出かけます」と言うと、少し悲しく寂しげな様子で社員さんは電話を切った。
そうこうしているうちに、僕が乗る予定だった電車は出発してしまった。

1本遅れの電車に乗り、数回乗り換えをしながら1時間ほど電車に揺られる。
前日からツイッターのタイムラインでは「黄金の定食で紹介されたお店のどこに行こうか」という話が多く出ていた。
僕の目的地はただ一つ、東京都中野区の「野方食堂」。
先日中野サンプラザで開催されたCreepy Nutsとウルフルズのライブの時、寝坊して行けなかったので、そのリベンジがしたかった。
「中野駅」で下車し、30分ほど歩く。

2週間ぶりの中野サンプラザを横目に、唐揚げを食べるべく歩く。
絵に描いたように閑静な住宅街をくねくねと歩いた。
窓から突き出た物干し竿に干された洗濯物や、建設中の住宅、都会らしい緑の全くない公園を通り過ぎると、急に開けた幹線道路に出る。
地図によると、目的地は「野方本町通り」にあるらしい。

いかにも商店街、というようなゲートをくぐると少し変則的なバス停があった。
道の真ん中が三角州みたいになっていて、そこに人が並んで待ってました。
とにかく、野方食堂を目指して歩く。
本格的なカレー屋さんや惣菜屋さん、おでん屋さんを通り過ぎた先に「野方食堂」の文字があったのですが、入り口に女性二人組が立っており、その後ろに並ぶのがなんとなく恥ずかしかったので、一旦素通りした。
王将を通り過ぎ、おでん屋も通り過ぎ、飲食店がなくなって来たところでしれっとUターンして野方食堂へ。
先程の女性二人組はすでに席に案内されていた模様で、入り口に立っている人はいなかった。
お店に入るとすぐ席に案内して下さった。
唐揚げは絶対食う。
これは2週間前も思っていたことなので、それを軸にメニューを選んだ。
味噌汁が神がかり的に美味しかったです。
アサリの味噌汁とかもいいんですけど、やっぱり味噌一本の味噌汁がいっちゃん美味しいです。
あと、黒の四角い器に入ってるカレーで味付けされた大根がうますぎました。
唐揚げの衣が柔らかくて最高でした。
注文の際、「ご飯大盛り無料でできますがいかがなさいますか?」に食い気味に「お願いします」と言ってしまった自分がいます。
大盛りで正解でした。
むしろ足りないくらいでした。
全人類、野方食堂に行け下さい。

この後、新宿に行きたかったのですが、「30分歩いて中野駅に戻る」か「5分歩いて野方駅に行く」の二択でした。
電車代を調べたらほぼ同じ料金で新宿へ行けたので、野方駅に行くことにしました。
昔から、味噌汁を飲むとお腹を壊します。(味噌汁大好きなのに。)
多少の違和感を抱えながら、野方駅へ行き、トイレを拝借。
無事に危機を乗り越え、電車に揺られ西新宿駅に到着した。
そこから10分ほど歩き、新宿駅へ向かう。

新宿で再び電車に乗り、「千駄ヶ谷駅」で下車。
ファーストサマーウイカさんの番組イベントに行った際、グッズのルームキーのやつで写真を撮らなかったことが死ぬほど心残りでした。
この3月でオールナイトニッポン0を卒業ということで、なんか、もうなんとしてでも写真を撮っておきたかったんです。
「イベント当日でもないのに写真撮って意味あるのか?ww」と言われそうですが、いいんです。

千駄木駅で下車し、新国立競技場の脇を10分くらい歩いて日本青年館ホールへ向かいました。
滞在時間は20秒。
キーホルダーの写真を撮り、小走りで千駄ヶ谷駅へ戻る。

千駄ヶ谷から電車に乗り、乗り換えを一度挟んで東京駅に到着しました。
僕は、何も考えずにとりあえず国際フォーラムへ向かいました。
イベントの名前が書かれた紙の写真を一応撮って、一旦東京駅の方へ戻り、ぐるっとしてからもう一度国際フォーラムへまた戻りました。

会場の間の空間ではフリーマーケットが開催されていて、人でごった返していました。
ラジオリスナーらしきグループをいくつも見たが、場所が狭くて大所帯に見えて怖くなってしまい、また東京駅に戻った。

東京駅に戻った時、「カラフルな服着てる人多いな〜」とか思っていたのですが、書いてある文字を見たら東京マラソンを終えた人だとわかりました。
東京駅の丸の内駅前広場では、写真撮影をしているランナーがたくさんいらっしゃいました。
でも笑顔があったのはツレの人だけで、ランナー本人はみんな疲れて満身創痍な顔をしていました。
本当にお疲れ様です。

東京駅周辺は、何度行ってもまだ見慣れない街並みです。
ですが、流石に東京駅と国際フォーラムの間を巡回するのも飽きました。
だったら、「水道橋駅で降りて武道館拝んで、一応持ってきたラスターカラーのバンドと写真を撮って、そのまま皇居の堀沿いに散歩して、ニッポン放送の看板拝んで、国際フォーラムに来る」みたいなことをすればよかったなぁとかも思いました。
ただ、マラソンによる交通規制でややこしくなっていたので、やらなくてよかったのかもな、とも思います。

そんなことを適当に考えながら何度目かの国際フォーラムに到着し、「お笑いラジオスターライブ」の会場へ入場する。
入り口で太陽生命のクリアファイルをもらい、一応トートバックを持って来た自分を褒めたくなった。
入場して階段を登った先で今回のイベントのグッズの元になっている絵が展示されており、それを見る待ち列に軽い気持ちで並んでみた。
開演まで30分以上あるしと余裕をぶっこいていたのですが、列が階段を伝って7階に延びているとアナウンスがあり、6階まで登ったところで怠くなってしれっと列を抜け、座席に向かった。
席に着いてみて、想像よりも席が近く驚いた。(若干右寄りだったけど。)

僕の左隣の席の女性二人組はぺこぱのファンらしく、うちわを持っていた。
ちらっとそのうちわを見て、クオリティの高さにめちゃくちゃびっくりしました。

会場前の相田さんの映像が、何回見ても面白かったです。

開演前の会場内は各番組ゆかりの曲が流れていたのですが、開演のタイミングでかかっていたのが三四郎ANN0でお馴染みの「Ahead Of The Light」で、その音量が爆上げされる瞬間が最高にたまりませんでした。

初めて生で見る「オードリー」、最高でした。
僕が一番好きで、一番尊敬しているお二人なので、感無量でした。
本当にいるんですね、オードリーって。
オードリーANNの武道館の頃はラジオリスナーですらなかったので、見れていません。
過去に戻れるものでもないので、当時聴いていなかったのはもうどうしようもないです。
でも、やっぱり武道館のDVDでは満足できず、いつかオードリーを、俺が生まれてからずっと使っているこの目で捉えたかった。
やっと生で見れた。
オードリーの1Hネタライブも当たるわけなく、ここまで来ました。
今回のイベントチケットが「先着順」だったので、血眼になって取りに行きました。
確かその日が「明日のたりないふたり」のライブビューイングの日だった気がします。
意外とあっさりチケットを買うことができて、そのほくほくのままライブビューイングに行った記憶があります。

ぺこぱ、三四郎、アンガールズ、オードリー、ナイツ。
各コンビの漫才、最高でした。
ぺこぱさんのローラーシューズを生で見れたの最高すぎたし、三四郎さんのほぼラジオと変わらない内容のネタも最高でしたし、アンガールズさんのコントは腹捩れるかと思ったし、オードリーさんの漫才は拍手笑いしまくったし体育座りをする春日さんが最高だったし、ナイツさんは手が痛くなるくらい手を叩いで笑ったし最後の方の会場の湧き方がちょっと異常でした。笑。

全てを吹き飛ばして笑いに置き換えてくれる、圧倒的パワーを全身で感じました。

オードリーの漫才を生で見たのか….。信じられん。

結婚・出産を軸にした4人のシャッフルトークも、終始タジタジの3人のシャッフルトークも、コンビ仲のトークで盛り上がる2人のシャッフルトークも、最後のおち●ぽに激昂する1人のシャッフルトークも最高でした。
1人のシャッフルトーク、拍手笑い起きまくりで、下ネタ万歳で、それまでのラジオの流れも汲んでいたりと、最高に馬鹿馬鹿しくて涙が出ました。
なんか、蝉の鳴き声が恋しいです。

はぁ、最高だった。配信も買っちゃおっかな。
でも、源さんのオンラインライブもあるしなぁ….。
悩みどころです。
会場で受け取ったものを荒く朧げなまま記憶に刻むのもまたいいのかもなと思ったりもするし、面白すぎたからもう一回見たいとも思ったりします。
やっぱり、悩みどころですね。
財布と相談します。

ライブが終わったのが19:40くらいだった気がします。
僕はそのあと東京タワーに登りたいなと思ってたのですが、規制退場に思ったよりも時間がかかり20時近くになってしまいました。
現在の東京タワーは時短営業で21時までしか展望デッキに居れず、最終入場が21:30になっていました。
国際フォーラムから東京タワーまで歩いて30分ほどかかるので、現実的な話ではありませんでした。

で、「隅田川にかかっている橋がライトアップされている」というのをフォロワーさんに教えていただきました。
本当はライブ前に勝鬨橋に行こうとしていたのですが、国際フォーラムから勝鬨橋までを往復するだけで50分くらいかかるため、ゆっくりする時間がないので諦めてしまいました。
東京タワーに行けない以上、勝鬨橋に行く以外の選択肢がありませんでした。
謎に激痛を走らせる左足をよそに、勝鬨橋へ向かいました。
コートとか着てくるべきでした。
まだ、パーカーだけで散歩できるほど暖かい季節ではありませんでした。

勝鬨橋について、ベンチに座って「のびしろ」聴きながらボーーーッとしてみて、写真を撮ってすぐ帰りました。
寒かったので。

東京駅方面へ歩いている時、強烈な尿意に襲われました。
ライブ終わりに国際フォーラムでトイレに行っておかなかったことを後悔しています。
閉店して暗くなったハイブランドのお店や15階建てくらいのビルを脇目に歩く。
今自分の視界にある建物の中にはきっとたっっっっっくさんのお手洗いがあるだろうに。
あいにく、それを使う権利は僕なんかにはない。
駅まで我慢できる気がしない。

駅に向かう途中、東京タワーに行けなかったことがやっぱり悔しくて、「東京駅周辺 展望台」と調べたら、ヒットした。
東京駅の目の前にある「丸の内ビルディング」の35階に展望デッキがあるらしく、評判が良かった。
これは行くしかないと思って建物へ向かった。
途中、国際フォーラム前を横切ったが、まだ少し撤収作業をしていた。
お疲れ様です。

丸の内ビルディングに入り、高速エレベーターで35階へ移動する。
エレベーターを出てすぐにトイレがあった。
助かった。
丸の内ビルディングの35,36回は飲食店になっており、男子大学生ごときがひとりでうろつくような場所ではなかった。
トイレだって、俺なんかが小便を垂れていいような場所ではないくらい綺麗だった。

用を足して展望デッキへ行くと、ソファというか座椅子というかが窓際に5つほど置いてあった。
しかし、一番見晴らしがよくいい景色が見れる位置にはカップルが座っていた。
それも3組。
一番見晴らしが悪い一番左のソファに腰掛けてはみたものの、部屋が反射しまくっていて夜景どころではない。
一応、一枚だけ写真を撮って、すぐ帰った。

また今度、東京タワーに行くためだけに東京来よ。
値段高いけど、スカイツリーに行くのもありか。

最近自分の中にふつふつと湧いてきている「夜景を見て、ただただ”すげ〜”と言いたい欲」は満たされることはなかった。

大人しく、家に帰る。
乗り換えをしつつも、1時間ほど電車に揺られて家に帰る。
今日の晩御飯は牛丼にしよう。

ライブ終わりの晩飯はいつも困る。
ライブ後に誰かと語り合うなんてイベントはないので一人なのだが、電車の中で「牛丼をテイクアウト」or「コンビニで豪遊」のどちらにするかでちょっと迷う。
これがまた楽しい。
時短営業のせいで飲食店なんてほとんどやっていないので、これが限度である。
でも、これが幸せ。
僕なりの幸せの形です。

贅沢に牛丼を大盛りにして豚汁までつけてしまった。
流石に寒すぎるので走って帰ろうとしたのですが、左足が痛すぎて走れませんでした。
電車も1時間立ちっぱなしだったし、本当に痛い。

スマホの歩数計が今日の歩数を22,000歩とか言ってくるが、絶対にそんなわけない。
絶対もっと歩いてる。
ただ、歩いた距離を見ると17kmと出ているので、妥当な気もしてくる。


とにかく、この足の痛みが明日のアルバイトに響かないかどうかだけが少し心配です。




「また、ラジオでお会いしましょう」

#254  僕が一番好きで、一番尊敬していて、一番憧れている人







気がついたら後ろの大きいスクリーンを見てしまってる自分が嫌だ。
生身の人間を見ていたい。
多少小さくても、生身の方を感じていたい。

若林さんはステージ左にいることが多かったけど、それでも本当に嬉しくて、忘れられない日になりました。

僕が一番好きで、一番尊敬していて、一番憧れている人です。

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