自分の言葉18〜１つが全体を変える〜

“イエスは全てを愛し、一人を愛する。イエスは全員を愛しておられるが、更に、目の前にいる一人一人を愛しておられる。”

１つは全体に影響を与えるということについて考えたいと思います。

１つのガン細胞が体全体に影響を与えて、その人をガンという病気にするように、1人の１つの行動が組織全体に影響を与えます。

良い行動も悪い行動も全てがエネルギーとなって、波及していきます。

見返りを求めない最も尊い行動は、波及することさえも求めていませんが、その小さく思える１つの行動は、世界平和・世界の幸福への雫となり、全世界に影響を及ぼします。

イエスは大いなる雫でした。

大いなる生命なるイエスという雫は全世界に影響を及ぼしました。

世界中にイエスが飛び回って講演したわけではないのに、イエスのことはみんな知っています。

本当に正しい行動というものは、本来全ての人間が感覚的にわかっていると私は思っています。言語化できないとしても、感性で分かっていると私は信じています。

本当に正しい行動を忘れるときはありますが、本当に正しい行動に対するアンテナがなくなることはないでしょう。

仕事でミスをする。自分がいかに怠けていて、力を出し切っていないかを知らされます。そして、その気づきが本当に正しい行動へとつながっていきます。

失敗は成功の素と言いますが、まさに過ちは気づきによって肥料となり、本当に正しい行動へと本人を導きます。

「本当に正しいことをしたい。」

この欲求は、エゴを超えたエゴ、大いなる生命とつながっている自分の声です。

本当に正しい行動によってしか、私たち人間は本当には幸せを感じることはできないでしょう。

だから、私は明日も仕事を全力でやりたいです。誰にどう思われるかではなく、大いなる生命とつながっている自分の声に従って、目の前の支えが必要な人に自分の全力のエネルギーを送りたいです。

そして、そのエネルギーが全体に伝わり、私の職場が大いなる生命のエネルギーで満たされ、職員全員・利用者全員・関わる人全員が幸せを感じることができることを願って止みません。