『夢見る小学校』とリトルハブホーム 🏡
教科も校則も通知表もない学校がある。
そんな学校で過ごす子どもたちの姿から多くを学んだ。
映画を通して学んだことを、リトルハブホームでも反映していけるよう、とりあえず感想書きました!
いろいろネタバレですが、ご関心ある方はお気軽にお読みください🤗
《みんなで学校を作る学び》
小学1年生から6年生までが一緒に取り組むプロジェクトという時間。
自らプロジェクトを企画し、グループで話し合い実行し、レポートにまとめていく。
そのプロジェクトは”暮らし”に関わり、
実行にまつわる行動が、教科としての<学び>になっている。
皆で考えた校庭の遊具も、自分の机や椅子もすべて子どもたちが作っている。
”農”や”食”からの学びも無限大だ。
《子どもも大人も"ひとりの人間"》
皆が自分の意見を言い合い、”先生”ではなく名前で呼ばれている大人も
新一年生も”一人の人間として”尊重されている。
ねぞべっていても、大人の膝の上に座っていても
「自分のまま」が受け入れらている。
その”自由”から生まれる、それぞれの興味関心。
『やりたいことをやると自分を好きになる。夢はそこから生まれる』
本物の体験を通して、夢を見ながら好きな人生を大股で歩いている。
<成長できるのは夢中になれる環境にいるとき>
そんな「いつも子どもの味方をしてくれる」
ここを巣立った彼らを見てきた”大人からの言葉”
<がんばらなくていい。たのしんだものがち。自由の責任は大人が取る>
という背景にはたくさんの苦難があったと想像するが
大人も皆楽しそうな姿も
また子どもたちの安心につながっているように感じた。
《本物の体験を通して学び、柔軟に乗り越える普遍的な力を持っていく》
子どもたちは”のびのびと自由”である。
しかし、その真っ直ぐな目をした立ち振る舞い、友達同士の思いやりの会話、
卒業でのどっしり自分の人生を構えた言葉、感謝の伝え方。
<一体どんなことをして成長してきたのだろう>と思うくらい
たくましく心地よいくらい立派な姿に心打たれた。
《問いは暮らしの中から生まれる。》
そして、そんな環境で育った子どもたちの学力はトップクラスに上る。
暮らしに沿った”農””食””工作””その歴史”など
本物の体験を通して生きている実感が染み渡り、
自分で考える力”問い”が生まれてくる。
現代の教育においては答えを覚え、”問い”を封じ
将来のために”我慢”を強いられ、馴染まない子は”発達障害”とされる画一的な教育。
”子ども”を信じる学校は”生きていること”をかくとくした子ども。
人は自由さえあれば幸せになれるを持っている。
《映画を通してリトハブのやっていきたいこと》
安心するほっとする環境、
そして本物の体験ができる仲間、
それを見守る大人。
共に生き、よろこび、そばにいること。
『わたしでいられる』安心。
子どもたちもやがて大人になる。
そんな環境をつくる必要性を感じた映画。
この映画を見て得たことを
これからリトハブにも反映していけるよう、取り組んで参りたいと思います🏡✨
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