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【ココロ】推しが薬物所持で逮捕された

ネットでニュースを見た時は「Oh, no…  Is it real??」でした。
なんだ自分の気持ちが消化できずにずっとモヤモヤしています。

なんだろう。知り合いでもなく、ただのにわかファン程度なのに。とてもやりきれない。


私がまだアメリカの語学学校へ通っていた時のこと。(大学前)
同じ語学学校で英語を学んでいたトルコ人の友人が話しかけてきました。
「同じホームステイ先に日本人の男の子が来たよ。高校生だけど、なんだかホームシックみたいだから話をしてあげて。」

当時私は19歳。男の子とは言っても17歳くらいだったので、同年代です。
近くにある高校へ留学生として通っていたのですが、英語がうまく話せずに友達ができない、さみしい。と言っていました。
お互い頑張ろう、なんて話をしてのを覚えています。

次に会った時に、「友達ができた!楽しい!」と、とても元気になっていました。
彼は水泳が得意だったので、水泳部に入ったそうです。
「スポーツっていいですね。言葉関係なく友達になれる!」
そうだよね、スポーツっていいよね〜と、元気な彼の姿を見て私も嬉しくなりました。

ちなみに、水泳をやっていただけあって体格が良い。好青年で真面目。顔は覚えていませんが「爽やかでかっこいい青年」という記憶があります。

それから2週間も経たないころ、友人のトルコ人がまた私に話しかけてきました。
「大変なことになったよ。あの子ね、日本に強制帰国させられたよ。昨晩いきなり警察が入ってきて、彼の部屋を捜索したらね、注射器が出てきてね、薬に手を出しちゃったみたい。すぐに帰国させられたよ。」

もしかしたら、友達が欲しくて、もしくはせっかくできた友達を失いたくなくて、やれと言われて断れなかったのだろうか。もっとちゃんと友達になっていたらこんなことにはならなかったのだろうか。

ちょっとね、地元でも評判のよくない高校だったのです。

30年も前のことなのに、彼はどうしているのだろうと今も時々考えます。


世界ってすごく広い。
宇宙から見た地球はとても小さいだろうと思います。

宇宙から見た地球って小さな星だし、その地球の中で生きてい“わたし”ってちっぽけです。

だから、“わたし”が生きている世界って、宇宙からみたらものすごく小さくて、一欠片でしかありません。

その一欠片の中にいるたった一部の人によって批判されたり、誹謗中傷を受けたりしても、それは宇宙から見たらほんのわずかな人たちです。

そんなわずかな人たちの言葉で傷ついたり、人生を左右されたりしてしまうのはとてももったいないことだと思います。

今生きている一欠片の場所が苦痛になったら、別な欠片に移動することもできます。同じ場所でもがき続ける必要はありません。

世界ってものすごく広いから。
私たちは、思っている以上に能力を持ち合わせているから。

そして、助けを求める時は、身近な人に助けを求めないでほしいと思います。
悪意なく決めつてしまうのが身内、身近な人です。
過去をよく知っているからこそ、過去で今の“わたし”を判断しがちです。
すると未来の可能性を見落としてしまい、同じ場所・同じことをぐるぐる繰り返してしまう可能性が高くなります。心の底から想えば想うほど、です。

差し伸べられた手。どの手をつかむのか。
見極め上手になってほしいと願わずにはいられません。


30年前にできなかったこと。きっと今はできる。

⭐️⭐️💫💫⭐️⭐️
株式会社りとるジム
カラダとココロのメンテナンス
www.littlegym.jp

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