NOT 浪人に勧め

国立大学の合格発表が終わり、進学先が決まるころの季節ですね。そこで、どこの予備校に行くか迷う時期ですね笑

 大学進学を決めた方はおめでとうございます


*関係ないけど、日本の大学受験で試されるレベルは世界でも非常に高いそう。海外の大学3、4年で学ぶことに該当することが平気で出題されるそう。なぜ日本はそんなに急いで、高校生にあんなに難しい問題を問うているのだ((´∀`))ケラケラ

本題に戻る。浪人経験者からして、浪人はほんとうにオススメしない。たまに浪人したことを”宝の原石”のように語る人いますが、浪人は汚点でしかない。以下、その所見を語る。

現役生はポテンシャル高い

裏返して言えば、浪人生はポテンシャルが低い。同じ合格点に達するのに365日×24時間も多く費やしてるから、当然の話だ。さらに、合格の一番の要因である【予備校での授業】はテストでよく出る範囲をテストで問われる形でしか扱わないことは浪人生の能力に低さをものがたっている。効率的な学習ができるのは、メリットのように感じるが、現役生はこの作業を自分の力でしているのである。テストでは、予備校のそのまま出題されることも多々あります。英語と数学で顕著でしたが、解法の導き方は予備校の先生が言われた通りにテストで再現してしまえばいい、つまり、僕は試験で

【模写】をしただけで幸いにも国立大学に合格した

模写が通じない国語の試験とかは悲惨でした。ここまで述べると、浪人すると大学に簡単に行けると思われかもしれないが、そうではない。ここで今回一番伝えたかった残酷な現実

数字のトリック

について書く。河合塾や駿台などの予備校にはこの時期、昨年の有名大学合格の実績が鼻高々と掲載されている。○○大学の合格率80%!などの数字には十分に注意してほしい。なぜなら、多くの予備校で掲載されている合格率は

その大学を受験した人の中での合格率である


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当たり前のように聞こえるかもしれないが、この数字の見方に自分の冷静な判断力が試されているのである。当時の僕にはなかったが、今は確信をもって言える、この数字は浪人生を牢獄へといざなうトラップだ。

当時私が河合塾で見た合格率は

東京大学 京都大学 大阪大学 60%

名古屋大学70%

細かい数字は忘れたが文理を平均して、このくらい。つまり私が在籍していたクラス(阪大コース)が20人だとする、合格者は12人、否、そうではない。センター試験を終えたあと、志望先を変更した人は何人もいるのだ(私も)。つまり、第1志望に受験した人がクラスの50%の10人だとして、その結果6人が合格するのである。つまり

本当の合格率は30%。

浪人生、チューター(担任)親の3者がボーダーの判定を見て、GOサインを出した結果、40%は玉砕するのである。現役生ならいい数字かもしれないが、浪人生は痛いほど自分の実力がわかる、しかも、慎重なチューターは数字のみを信頼し、絶対合格する大学へと誘う。親もしかり。その3者が冷静な判断をした結果の60%は、能力不足と運のなさ、この2点に尽きる。

ここで国立大学の話とはそれるが、私の私立大学受験のお話をする。

私は現役時代、浪人時代含めて合計4つの私立大学を受験した。

現役 同志社2回  立命館大学1回

浪人 同志社2回  関西学院大学1回

結果は全敗である。関西学院大学は未受験。同大学が、おそらくセンター利用で合格しているからと親に言って、受験料を無駄にすることを了承してもらった。きこえはいいが、実は数日前に過去問といて、明らかに合格点にのらなくて、自信喪失を回避。同志社大学はしっかり受験。同大学は、合格発表時に最低合格点と自分の点が表示されるというなんとも残酷なシステムだ。現役時は20点不足。浪人時は10点不足。予備校のトイレで膝から崩れ落ちた。

1年間で10点の上乗せのみの不合格

それが現実なのかもしれない。今では、その試験に合格した人より優秀になってやる!!というモチベーションの1つにはなっている(嘘)

現実はそれほど残酷なのだ。だから、もし1つでも大学に合格しているのであれば、絶対に行け。大学なんてどこに行っても大して変わらん(文系ならなおのこと)

しかも、受験なんてほんの一部の能力でしか過ぎない。身長が高いか低いか、容姿が良いかそうでないかくらい。あるに越したことはないけど、そこだけが評価軸ではない。高校生の時はいろんな軸があることに気付かないからこそ、1年でも大学でその軸を早く探しに行く道をお勧めする。

ここからは私の人生論について

今をデザインしろ

凡庸な言葉でいうなら、今を楽しく生きる。努力を否定しているわけではない。楽しくない努力はやめろということだ。受験勉強が楽しいなら、浪人すればいい。そうでないならやめろ。浪人生というのは将来のための投資として価値はあるかもかもしれない。しかし、私が様々経験を通して感じたのは将来への投資は意味がない。今への投資の方が大事だ。

ホリエモン氏が常々いう、言葉にこんな言葉がある。

『夢があるなら今かなえろ』

彼は会社を経営していて、1年間の会社の売り上げ目標を出すことがあり。それが本当に嫌だそう。なぜなら、1億円もうけたいなら1年後ではなく、今日、達成するというマインドセットで会社を経営しているからだ。私も浪人後の経験からそうすることにしている。大学のサッカーでレギュラーになりたい。だから、1,2年後ではなく今なってやる。GKとして、他大学のGK並みにうまくなりたいから、来年には、ではなく、”今日それを達成する”というマインドセットで取り組んでいた。結果、1年以上かかるかもしれないが、それはあくまで結果。自分はとにかく今日、目標達成するために生きている。だから、浪人生は1年後に目標設定が必然的にされてしまうため、やめとけ。受験学問を極めたい、勉強が楽しい、そういう人には最適な環境であるがそれ以外の人には苦行でしかない。







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