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父の日プロジェクト:Self-correcting

Daddy, You rock!(パパ、最高!)
メッセージカードをつけて色付けした石をプレゼントします。

小学生クラスではクーポンも作りました。

Play a game together のクーポン
ン?これはパパのためか?(笑)

パパの反応がどんな風だったか
今週のクラスのサークルタイムで聞くのが楽しみです。

英語でどう言ったらいいのかわからない。

Little Cloudsのクラスでは
そういうことではないんです!

こう言わなければならないとか
その英語が正しいとか
その発音が正しいとか

そういうことでは全くないのです。

Did you give the rock to your Daddy?
講師がジェスチャーも交えて質問します。
子供なりに解釈して頷きます。
ここでYes I did と言いましょうなんで野暮なことを強いる講師はいません。
What did he say?
Did he say thank you? Dady said thank you?
この時点で全体の質問の流れを把握して
Daddy、Wow
と言えるかもしれません。

言語習得は感情と深く結びついています。
機械的に覚えることではないのです。

ここでモンテソーリでも取り上げられている
Self -correcting を紹介したいと思います。
あえて訳すなら自分で修正するということでしょうか。
例えばモンテソーリでキューブ状の積み木を(ピンクタワー 10cm立方から一辺が1cmずつ小さくなり最後は1cmキューブになる)大きいものから順に積み上げていくアクティビティがあります。

最初うまく順に積み上げられなくても
回を重ねていくうちに
いずれ子供は自分なりに修正を加え
ひとつのタワーを作ることができる。
そこに先生からの指摘が全くなくとも。

Temple 大学で第二言語習得のクラスを取っていた時
Dr. Childが答えました。

いずれ修正される。

それはある生徒が
自分は日本語なまりの英語の発音しかできない。
そんな英語で自分の子どもに英語の本を読んでもいいものか?
と聞いた時です。

一生お母さんの英語しか聞く機会がないのであれば別でしょうが(笑)
世界にはあらゆる国のなまりのある英語が飛び交っています。

そんな中で経験をすることで自己修正していくことができる。

ここでのポイントは
モンテソーリと言語習得
ともに経験を通してのSelf-correctingです。

親や教師から指摘されるのでないこの自発の学びがいかに大きな力を持っているか。


言語習得は与えられたものを記憶することではありません。
感情と結びついてそれは無意識のところに蓄積されていきます。
蓄積されたものを子供たちは
自分で修正していく力を持っているのです。

お父さんに父の日の石を渡したとき
わぉーって喜んでくれたって先生に伝えられてうれしかった!

この生徒がそう思ってくれていたら
私もとてもうれしい。

これは父の日のものではありませんが、ここカナダのビーチで見つけたもの







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