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Jakarta icad ウェビナーレポート(前半)

 こんにちは、お久しぶりです!レガングループの水野です。
今回は2021年11月11日にインドネシア最大級のアート&デザインイベントicad(Indonesian Contemporary Art & Design)で代表の森がウェビナーしましたのでレポートします!

Jakarta icad ウェビナー

 コロナ禍のためzoomでジャカルタと弊社の東京オフィスを繋ぎます。icadのウェビナーに、弊社代表の森が招待されました。当日は元弊社スタッフの長田さんもゲストスピーカーとして参加されました。長田さんは海外青年協力隊で2年間インドネシアへ渡航し地方都市の産業活性化のためのパッケージデザイン活用指導で尽力され、現在はマザーハウスのインハウスデザイナーをされています。

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弊社の森と長田さん。和やかな雰囲気!

ウェビナースタート!

 インドネシア語の挨拶 スラマ マラム!=“こんばんは“と、親愛なるインドネシアの皆さんへ、という感じでウェビナーはスタートしました。

まず、レガングループが何を目指しているのか、どんなものを作ってきたのか、自己紹介から話していきます。初めての仕事やOGKさんとのお仕事の話、「コミュニケーションの最適化」という志を持って社会に貢献していこうとする弊社の理念は、ジャカルタの皆さんに伝わったのではと感じます。

弊社の初仕事は、コカコーラブランドのビーチグッズとパッケージです。

今では考えられませんが、当時はMOという記憶媒体をコカコーラ本社があるアトランタへFedExで送り、数日後にコカコーラ社からデザイン調整指示がファックスと電話であったそうです。

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弊社の初めての仕事。コカコーラのビーチグッズの一つ。

食パンやおかしの袋を留めるパチックは、レガングループとサンフランシスコのプロダクトデザインチーム、そして行動科学分野の権威である東京大学教授のコラボプロジェクトです。
プロジェクトに合わせてチームを最適化することは弊社の強みであり、代表の森が才能の掛け合わせからプロジェクトを成功へ導いた事例が多くあります。

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OGKさんの自転車による子どもの「ケガゼロ」を目指す理念に共感して、仕事がスタートしました。CIや企業スローガン含めたメッセージ開発、カテゴリーブランドを誕生させ、芸能人さんも起用するプロモーションまで、弊社が一貫して手がけました。もちろん大手広告代理店さまやCM撮影会社さまなど、ここでも得意分野の掛け合わせからプロジェクトをワンストップで手がけています。

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自転車による「ケガゼロ」を目指すOGKさん。
その理念に共感し、今も一緒に仕事をしています。

進化するパッケージ

続いては、コロナ禍でのパッケージの変化や、人の想いや優しさが表現されたパッケージデザインについて、です。

コロナ禍の影響から自宅で過ごすことを余儀なくされる今、「家飲み」や「お家で」というコピーが入った商品や、お菓子の箱の底に書かれた購入者へ向けた優しいメッセージなど、おウチ時間も楽しめるデザインがたくさん誕生しました。健康的な生活をしたいけど、なかなか外に出られないという人々のニーズを受け、個人にフォーカスした健康重視、飽きがこない工夫があるデリバリーサービスも現れています。

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ウェビナーの様子。通訳の方がインドネシア語に通訳して視聴者へ届けています。

コロナ禍だけではなくSDGsの影響も受けて、パッケージは日々進化・変化を遂げています。コロナは社会に様々な困難をもたらしましたが、少し立ち止まって色々と考えさせられることもあり、新しいモノやコトが生まれていると感じました。

次回は長田さんのお話とウェビナー後の質問コーナーについてお伝えします。次回もお楽しみに!