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自分との約束を守れた8月

「ちびまる子ちゃん」のまる子や「サザエさん」のカツオが夏休みの残った宿題に「やっべ汗」と顔に縦線が入る頃だ。(縦線が入るのはまる子のみ)
といいつつ、私の住む町ではもう小中学生は夏休みを終えて登校しているらしい。31日がXデーなのは、もはや永遠に昭和に生き続けるまる子とカツオだけの世界なのかもしれない。

8月に入って、次の道を模索しつつも上手くゆかず、途方に暮れながら友達と会ったり、中学時代の担任と再会したりした。

その友達とは4年ほど会っておらず、連絡も取り合っていなかったのに
藁にもすがる思いで私から連絡を入れてみた。
キャリア支援関係の職に就く彼女に
「次の仕事の相談にのってほしい」という淡い期待(下心)を持って。
すると彼女は心よく話を聞いてくれて
来月からは、紹介してくれたお仕事のお手伝いをすることになった。
なんて縁なんだろう。私はいつも、本当に、誰かに助けてもらっている。

8月は、普段はないがしろにしてしまいがちな
「自分との約束」を2つも守ることができた。

1.映画「バービー」を観る

バービー人形のバービーが、生身の人間によって演じられているアメリカ映画。
公開前に色々と炎上したそうだが、ネットでの評判の良さが気になって、どうしても、観たくなった。
一人で、チケットが安くなる水曜日を狙って観に行くことにした。
映画の内容に興味があるだろうなぁという友達もいたが
なんとなく、今回は一人で観たいと思った。
結果として、それでよかった。
何より、「明日、バービーを観に行くぞ!」と決めて
翌日ちゃんと観に行けた自分が嬉しかった。
肝心の内容は、とても良かったのだけれど
良すぎてうまくまだ「何が良かったのか」かみ砕けておらず
もう一度観たいなぁと思っています。

2.冨樫義博展に行く

「幽☆遊☆白書」には並々ならぬ想いがある。
あれは忘れもしない、3年前の夏。
とある国家資格が仕事で必要になり(イルミじゃないよ)
久しぶりすぎる猛勉強をしていた頃。
仕事中、昼休み、仕事終わり、休みの日
そのどれもが勉強で埋め尽くされてしまって
辟易としていた頃。
ある夜、ケーブルテレビのチャンネルをつけた時に
幽遊白書の再放送がやっていて
「おおー!」と声を上げたことを覚えている。
なぜなら、幼少期に「朝の子供劇場」で幽遊白書が放送されており
私は筋金入りの飛影推しだったからだ。(当時はまだ推しという言葉は生まれていないが)
それからは、毎晩22時~23時に2話連続で放送される幽遊白書のみが
生活の癒やしになっていった。
試験に合格したのは、自分の精一杯の努力と
幽遊白書のおかげだったと、大げさではなく言える。
ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!

・・・そんな事情で「行きたいなぁ」「でもちょっと遠いなぁ」「暑いしなぁ」とくすぶっていたのだが
「いや、やっぱり行きたい、行こう」と思い立って
すぐさま完全予約制のチケットを購入した。
その翌日には会場に向かい
なんとも言えない充実感を味わい
可愛いハンカチを購入し
ランチに好物のパッタイを食べ
意気揚々と帰路に着いたのだった。
ちなみに、会場内は平日でもかなり混雑していたので
こちらも一人で行って良かった。

と、普段はかなり出不精で
誰かと約束しないと中々出掛けられない性分なんですが
今回は自分との約束を交わして、それを守れたことが
思った以上に嬉しかったんです。

これからも、無理のない範囲で
自分と約束していこう。



ちなみに今は蔵馬+飛影推し


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