最近痛いほどわかるなぁと思った言葉2選。
一つはあるドキュメント番組内での一人の女性の言葉。
"しょうがない"
その女性は、ある日突然脳出血の為倒れてしまい、一命を取り留めたものの体の麻痺や言語障害など様々な後遺症が残ってしまった方でした。
その日を境に人生がガラッと変わってしまったと思う…
そんな中でも彼女は日々を笑顔で過ごし、懸命にリハビリに取り組み、仕事復帰も果たし、子育てや家事もこなしていました。
けれども元の生活に戻れたわけではなくて…
以前のような健康な体に戻れたら、と思ったとこともある思う。
それでも自分ではどうにもできなくて、その中で生きていくしかなくて…どんなに嫌でも、望んだ人生じゃなくても受け入れなくてはいけなくて…
毎日を一生懸命生きる彼女が、どんな気持ちでその言葉を言ったのか、私には痛いほど気持ちがわかりました。
ポジティブでもネガティブな意味合いでもなく、ただ本当に"しょうがない"と受け止めるしかない気持ち…。
生きていると不条理なこととか、どうして自分がこんな目に!?ということが起きたりする。
そんなこと起きなかったらそれが一番だけど、そういう経験をすると、辛い経験をした人から出る言葉の意味が痛いほど分かるようになる。
二つめは最近読んだある本の中で目にした言葉と一節。
(さすがにこれは悲しいだろう、辛いだろうといった場面で、本の著者が母親に対して問いかけたところ返ってきたのが以下の言葉だったそうです。)
「そりゃ、そうだけど、言っても仕方ないでしょう。直るんなら言うけど。」
"自分でしか消化できない感情は、人様と共有したところで、その場の空気を濁すだけ。それならじっと耐えて、耐えることすら周りに悟られないよう、さっと気持ちを切り替えるのだ"
私はこの文章を読んだ時、"あぁ、この人の言ってることめっちゃわかる"と思った。
最近になってようやくそんな風に思えてきたところだったので、それを改めて言語化されたような感覚だった。
"あぁ、本当にそうだよなぁ"って。
昔の自分だったらこんな風には思わなかっただろうなぁ…
人は変わるものですね。
変わらない部分もあるけども。
以上、最近出逢った言葉の中で一番激しく同意した言葉たちでした✒️
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