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「失敗して当然」と思って挑戦することが大事!4ヵ国語話せるワインソムリエを取材!

今日、取材したのはティモシーさん!

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ティモシーさんは、経歴がとっても面白いんです。

高校卒業後から海外ぐらしをはじめ、4ヶ国語話せるのですが、

・翻訳家

・ワインソムリエ

・モデル

など、色んなお仕事をされています。

複数の職業をする方にお話を聞くのははじめてなので、子どもたちも好奇心旺盛にたくさん質問してくれました!

ワインソムリエって何?

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ビールとか日本酒みたいな、世界で作られている赤いお酒(赤ワイン)や白いお酒(白ワイン)を専門に取り扱っているのがワインソムリエです。

イメージが高級だったり難しいという感じがあり、ワインを自分から飲もうと思ってくれる人があまり多くないんです。

なので、自分の友達に「ワインって面白いんだよ」って紹介することで、みんながワインを好きになって欲しいと思って、ワインの会社を立ち上げました。

ワインソムリエになったきっかけは?

自分の人生を仕事にするなら、最大限楽しくて面白い仕事をしたいと思ったんです。

ワインはとても面白くて勉強が大変じゃなかったので、本格的に目指してみたのがきっかけです。

4ヶ国語とかモデルとか、なんでそんなに挑戦できるのですか?

若い時からいろんなことに興味をもっていました。

勉強はそんなに好きじゃなかったけど、算数だけはすごく好きだったので、算数だけいっぱい勉強しました。

いま思い返すと、自分の好きなことを、どんどん頑張ろうと思う気持ちが強かったと思います。

語学の勉強も、日本語以外の言葉で話すのって面白そうだなって思ったのがきっかけです。

英語の点数はよくなかったけど、自分で英語を話すというより、人と話すことが一番大切で面白いと思ったので、大人になってから勉強しました。

勉強と思わず、人と仲良くなるための方法と思ったから、取り組めたんだと思います。

自分で楽しいと思える気持ちをたくさん持っていたら、新しいことに挑戦できると思います。

4ヶ国語を学ぶ方法は?

高校を卒業後に韓国に行って、韓国語の勉強をしました。

学校で勉強したのはそれだけです。

他の言葉は、実際に海外に住んで、直接いろんな人に話して覚えました。

コミュニケーションが楽しいから身についたんですか?

楽しかったし、なにより自分の口から日本語じゃない言葉を話すことが不思議で面白かったですね。

モデルを始めたのは?

僕は身長が180センチと大きな方だったんですが、20歳頃から友達の紹介でモデル活動をはじめました。

最初は恥ずかしいと思ってたけど、面白い・楽しいと思ったので、少し活動したことで「モデルも本格的にがんばってみよう」と思えました。

なんでたくさん挑戦できるんですか?

失敗して当然と思って挑戦しています。

失敗するということは、人に迷惑をかけたり謝ることもあるけれど、自分の中で一生懸命頑張ることが大前提で挑戦してます。

「失敗して当然だけど頑張ろう!」と思うことで、新しい世界が広がっていきます。

好奇心旺盛なのは子供の頃から?

興味のあることは何でもやってました。

水泳とか習字とか少林寺とか、親から「こうしなさい」って言われたことがなくて、自分がやりたいことを「どうやったらできるか」を考える機会をもらったので、いろんなことに興味が湧きました。

親から唯一言われたのは「やるからには頑張りなさい」でした。

仕事をしていて嬉しかったことは?

いろんな人にワインを飲んで欲しいですね。

ワインを好きになるきっかけを作る仕事をしているので、自分の活動やイベントのおかげで「ワインが好きになりました」と言われると嬉しいです。

失敗したことは?

ワインを人に紹介する時に、難しい専門用語がたくさんあるんですけど、それを簡単に伝えようとすると、意味が伝わらない時があるんです。

一番正しい伝え方ってどうなんだろうと考えるのが、今苦戦しているところですね。

ティモシーさんのすごい失敗談?

9年くらい海外に住んでいて、日本では考えられないような失敗やハプニングがありました。

一番印象的だったのが、現地に知り合いがで誰もいない香港に住もうと思った時です。

ホテルを借りようと思い、日本で予約して、ホテルに行ったらなぜか部屋が空いてない。

その時英語が話せなかったけど、がんばって説明したら、どうやらホテル側がミスで部屋がないことが分かりました。

そこからホームレスになり、公園で寝たり、24時間営業のマクドナルドでしばらく過ごしたりして、2週間生活しました。

そしたら現地に住んでいる知り合いができて、なんとか部屋が見つかりました。

今は何が起きても平気ですか?

似たような経験がなんこかあるので、日本でなんかあったら「言葉通じるし大丈夫だろう」と思えます。

でも、ホームレス生活はおすすめしません(笑)

挑戦したい人に言ってあげたい言葉は?

何事にもいろんなことに興味を持って、失敗してもいいから始めてみるのが大事ってことです。

一緒に協力している親も、自分が挑戦する姿を子どもに見せて欲しいですね。

あと、正しく頑張っているかも大事だと思っています。

そうしたら周りが助けてくれるはず。

もしやってることが失敗したとしても、失敗はダメな経験にならないし、今後何かの形で活きてきます。

自分はこんなことをしたいんだ、これができるんだ、という自分のブレない自信を持つと、強くいられます。

なにより自分の人生を一番楽しむのが大事だと思います!

子供たちの質問コーナー

りあむくん:「4ヶ国語ってどれですか?」

日本語・英語・韓国語・フランス語です。

まなちゃん:「何か国行きましたか?」

今まで、行った国は13か国。

1年以上住んだ国は4か国で、韓国・香港・マカオ・フランス。

まなちゃん:「一番良かった国は?」

他の人が同じ感想を持つかは分からないけれど、香港が一番楽しかった。

東京みたいな感じで人が多いし、アジア各国が集まっている中で中心になっている国なので、いろんな国の人に会えました。

毎日新しい人と知り合えるので、すごいスピードでいっぱいいろんなことが経験できました。

りえさん:「どこでワインに出会ったんですか?」

20歳で香港で出会いました。

アルバイトを20個くらいしていて、この時にレストランでお酒を飲むことが多かったんですけど、1回だけ5〜6万円するワインを飲ませてもらって、「こんな世界があったんだ」という衝撃をうけました。

飲む側じゃなくて、ワインを提供する側に回りたいと思って、本格的に勉強するためにフランスに行きました。

りえさん:「これやってみたけど、うまくいかなかったことは?」

ピンポイントではなく、僕これ苦手だなと思ったことは、同じ場所に座ってじっと作業する仕事が苦手だとわかりました。

プログラミングを勉強してみようと思ったけど、集中力が続かなくて苦手でした。

いろんな人と話す仕事が好きな僕は、じっとする仕事やパソコンと向き合う仕事は向いてないなと思いました。

りあむくん;「言葉を勉強するときは本・アプリで勉強しましたか?」

どっちも使いました。

「どっちの方が効率よく勉強できますか?」という質問であれば、どちらもいいところと悪いところがあります。

本は情報が綺麗にまとまっているけど、自分から話すことができない。

インプットはできるけど、入れた言葉を自分の口で話す練習ができないのが本の弱み。

アプリは発音に慣れる道具としてものすごく便利だけど、自分から話す機会が少ないのと、本に比べて情報量が少ないので、成長のスピードが遅い。

言葉を勉強したいと思ったら、いっぱいの情報をひたすら流して聞いて、忘れたら覚えるを繰り返す。

本を読む、アプリを勉強する、外国の人と話す(一番成長するけど、一番難しい)
一つじゃなくて、いろんな選択肢をバランス良くして、自分にあったものを選ぶのが大事です。

そあらちゃん:「モデルのお仕事ってどんなことをするんですか?」

芸能事務所というところに入っていて、例えば結婚式の和服撮影の依頼が芸能事務所に来たら、それを僕が受けて仕事をするという流れになっています。

他にもフリーのモデルもあって、僕に直接「こんな仕事あるけどモデルとして参加しない?」といった感じで仕事を受けてます。

まなちゃん:「何を食べたら背が高くなりますか?」

これだって確信は持てないけど、これかなぁと思うのは2つある。
1つ目は、小学校の時に一生懸命スポーツをがんばらなかったこと。

中学から頑張り出したらのびた(かも)。

身長が伸びる中学以降から筋肉をつけた方が背が伸びやすいのかもしれない。

2つ目は、牛乳はいっぱい飲みました。

でも、実際にそれで背が伸びたか分からないですけど(笑)

フランスでワインの勉強をするためのお金はどうしたんですか?」

フランスに行く前にマカオ(カジノで有名な国)で働いていました。

国が豊かだったので、普通の仕事よりお給料が良い割に物価が低いので、貯金できたんです。

最低限の飛行機代や最初の半年の生活費と学校代だけ貯めて、すぐに行きました

あとは現地でバイトをすれば良いやと思ったんです。

「ワインの勉強をするのにフランスがいいんですか?」

22歳の時にはもうずっと海外に住んでいて、日本で勉強するメリットがなかったので、多少無茶しても全部経験になるかなと思ったのと、本場のフランスで勉強するのが一番楽しそうだと思いフランスに行きました。

18歳で海外出た時はめちゃくちゃ怖かったけど、3か国に住んでたので、もう1か国増えてもいいかと思いました。

まなちゃん「世界で友達は何人いますか?」

海外で仲良くなったら、LINE交換のようにメッセージアプリかFacebookを交換するけど、その人数が2000人くらい。
連絡先交換してない人の数を入れるともっと増える。

りあむくん「外国語を習うので一番難しかったのは?」

広東語が一番難しかったです。

香港とマカオは中国語と広東語があって、広東語の勉強をする時に、そもそもよく分からない言葉だったので、本を探したりアプリやネットが全く見つかりませんでした。

勉強するにしても何が正解なのか分からずに、いろんな人と直接やりとりして一つずつ覚えていったので、あれは大変でした。

まなちゃん「広東語でのあいさつはなに?」

中国語と似てます。

「ニイハオ」だけど、漢字が一緒で「メイハオ」みたいになる。

日本語でいうところの、標準語と沖縄弁くらい違います。

「中国語がわかっていたら広東語は分かりやすい?」

ちょっと違うかな。

標準語が分かっても、青森や沖縄の方言は知らないのと同じ感じ。

りあむくん「僕も4ヶ国語習ってみたいです。4ヶ国語の中で一番最初に習った方がいいのはなんですか?」

一番最初は韓国語をおすすめします。

英語は日本語と文章の作り方が違うけど、韓国語は音が日本語に似てるし、変換が簡単。

発音も日本語と近いものが多いので、日本人だったら外国語の中で韓国語がいいと思う。

あと、外国語を話す練習の前に、自分が何を言いたいのかという日本語の練習をしてください。

何を言えばいいのかわらないのは英語でも同じ。

日本語でできないことは英語でもできない。

自分の意見を言う練習を沢山しておくと、次は外国語に翻訳するという練習になるので、まずは国語力を鍛えるといいですよ。

そあらちゃん「中国語ってどんな話し方ですか?」

ちょっとへにょへにょしてます。

フワンフワンした音で、日本語みたいに一つ一つの音をはっきり言うんじゃなくて、滑らかに繋げる感じです。

まなちゃん「私もいろんな国を旅したいなと思いました。」

ティモシーさん:行ってみたい国はありますか?

まなちゃん「ベルギー。チョコレートが食べたいから」

ベルギーにいったら、なんでチョコレートが有名なのか、みんなどうやってチョコレートを食べているのかなど、直接人にあって話して、自分の体験にしてみてくださいね。

そしてみんなに紹介して欲しいです。

ティモシーさん、今日は素敵なお話をありがとうございました!

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