【2020年】品川近視クリニックでICLを受けるまでの経緯 part1


ご覧いただき、ありがとうございます。

本記事は私がICLを受けるに至るまでの経緯についてまとめたものです。

手術当日、術後経過などは、長くなるので別記事にてまとめたいと思っております。


この記事を書こうと思ったきっかけ


ネットの海を漁れば、ICLの体験談や様子についてはたくさん見つかるとは思いますが、結局のところICLに対する思いや手術への恐怖心、ICLの評価などは人それぞれだと思います。

「ネットではこう言われていたから、実際自分が受けるときもそうなんだろう」と決めてかかるのは危険な行為です。

ただでさえ「目」という人間の日常生活では不可欠な器官に手を加えるわけですから、慎重になりすぎて悪いことはありません。事前に情報を集められれば集められるほど良いと思います。

私のこのnoteの記事も、おそらく大多数のICL体験談のひとつとして埋もれることとなるでしょう。

しかし、そういった様々な性格や年代の人の体験談を情報として持つことで、ICLに対する考え方がより強固になったり、手術に対する恐怖心も多少は薄れるのではないかと思います。

私自身もICLを受けようと思った際に、見飽きるほど体験談のブログやnoteを拝見し、手術に踏み切れました。私も恩返しという意味を含めて本記事を書きました。

本記事がこれからICLを受けようと思っていらっしゃる方への情報の一部となれば、そして不安を取り除く一助になれば幸いです。


私の目のステータス


ネットの体験談を拝見していると「長年コンタクトを使用していて、付け替えが面倒だから」「コンタクトレンズ代とICLの手術台を天秤にかけて、お得だとわかったから」など、コンタクト派の方がICL手術を受けるケースが多いように見受けられました。

私はコンタクト派ではなく、眼鏡派です。一応、ハードコンタクトレンズは持っていますが、おそらく約7年前に購入してから20回もつけていないと思います。

ソフトコンタクトレンズに至っては何度トライしても目の中に入らず、結局諦めました(そんな人いるんですか?)。

かれこれ15年近く眼鏡を使用しており、学生時代は激しい運動をするスポーツもしていましたが、眼鏡のまま行っていました。

また、両親が数年前にレーシックを受け、コンタクトや眼鏡から解放された姿も見ていましたが、じゃあ自分も、という気持ちにはなりませんでした。

とにかく私の人生の中では「眼鏡が当たり前」という認識であり、さらに言えばICLを受ける直前まで眼鏡生活が苦に思ったこともありませんでした。


ICLを受けようと思った理由


これは単純です。

眼鏡をかけていない顔のほうが好きだから

私がICLを受けようと思った理由の8割はこれです。

「じゃあコンタクトでいいじゃん」と思われるかもしれませんが、ハードコンタクトレンズは目の中がゴロゴロして一日中つけていられませんし、ソフトコンタクトレンズは上述の通りつけられません。

そもそもコンタクト自体、つけたり外したりすることが面倒だし、手入れも面倒。そうなるとコンタクトという選択肢は完全に自分の中から消えるのです。

あとの2割は、まとまったお金ができて、何か大きな買い物でもして未来への投資に使いたかったという理由でしょうか。

ネットでよく見る「コンタクトが煩わしいから」や「レーシックが受けられなかったから」などの深刻な悩みというわけではありません。単純に裸眼に憧れていたという理由で受けました。


適応検査


ICLにはいくつか段階がありますが、まず最初のステップである適応検査を受けます。

予約は品川近視クリニックの公式HPから。

私の場合は3月4日の朝にWEBで申し込みをしてその日の夕方に折り返し電話がかかってきました。

コンタクトレンズの使用を控えるように言われますが、私は眼鏡なのでそこは特に問題なく。

そのおかげで2日後の3月6日に適応検査の予約が取れました。

コンタクトレンズを使用している方は3日~1か月前からの使用禁止となるため、予約から検査まで少し時間がかかるかもしれません。

電話自体は10分くらいでした。


眼科には予約時間の30分前くらいに着きました。最初は問診表を書いていきます。

その後、待合室で待機すること15分ほど。私は平日の昼前に行きましたが、他の方は20人ほどいらっしゃいました。平日なら空いているかなと思いましたが、結構いるものですね。

検査員の方はとても気さくで親しみやすい男性だったので、リラックスして検査に臨めました。


私の適応検査は全部で13個でした。人によって増減あると思います。

かなりおぼろげですが、それぞれどういった検査を行ったか書いていきます。

・気球
普通の眼科で視力検査する際によく見るあれです。

・角膜の厚さ検査
気球と同じように顔を固定し(というかほとんどの検査は額とあごを乗せて顔を固定する)、点を見つめます。
すると、目の前の周りが緑色に発光します。ほんの少し驚きますが、特に問題なし。

・眼圧検査
眼球に空気が当てられます。少し驚きますが、痛くはありません。

・角膜内の細胞の検査
目の前の点を見つめ、横から光が当てられます。
これに限らずほとんどの検査は何やっているのかわからず、点を見つめて、何かされて、はい終わり、っていうのが多いです。

・眼球の幅の検査
目を大きく開いて、眼球そのものの幅を測ります。個人的に、これが一番苦労しました。
とにかく目を大きく広げるのですが、私は特に目が細いというわけでもないのに「足りないな」「ちょっと厳しいな」と言われてなかなかOKが出ませんでした。
上述しましたが、私はソフトコンタクトレンズが入りませんでした。そのことを検査員の方にお話ししたら「その話を聞いて、苦戦する予想はついていました」と言われました。
力いっぱい目を開こうとすると余計なところに力が入ってしまうので、自然体で、力を抜いて行うのが良いみたいです。

・ランドルト環検査
輪っかのあれです。乱視の検査も同時に行うようですが、私の場合、乱視は入っていませんでした。自分では自分の目は乱視じゃないと思っていましたし「もし乱視入りだったらレンズ代高くなっちゃうな……」と不安に思っていましたが、検査員の方曰く、乱視はよほど酷い人じゃないと入れないそうです。
結構綿密に測定したので、時間がかかりました。おそらく皆さんそうだと思います。

・黒目の検査(うろ覚え)
気球 + 緑の円が発光
最初と2番目の検査を足したような検査です。ここから5つの検査は暗室で行います。と言ってもまったくの暗闇というわけではありません。ある程度は見えます。

・角膜の形状検査
目の前の赤い点をまばたきせずに見続けるのですが、その間、目の周りを青い光が回転します。3秒ほどなのでまばたきしないというのは難しくありませんが、人によっては少し苦戦するかも。

・何かの検査 3つ
このへんは何の検査かあまり覚えていません。
内容としては
1つ目は目の前の点を見つめていたら近未来的なレーザーが目の前で2周ほど回転して「おーすげー」と思っているうちに終了。
2つ目はまったく覚えておらず。
最後は「目の写真を撮るので絶対に動かないでください」と言われ、額とあごを機器にぴったりくっつけて微動だにせず、検査員の方が別の機器を左右の目の前に置いて写真を撮って終了。


緊張で覚えていないというよりは、似たような検査が多く、検査員の方も都度説明してくださるのですが黒目だ白目だ眼球だ眼底だ、とこれもまた似たような用語を使われるのでこんがらがってしまって覚えていないという具合です。

・ICLについての説明
検査員の方と対面でお話しします。私はすでにICLを受けるつもりで来ていたため、2回目の検査のために瞳孔を開く目薬をしました。すると30分くらいで、手元のピントが合わなくなります。「それが老眼の見え方です」と言われ、おそらく30年後くらいに味わうであろうそれを少しだけ体験できました。

・気球
瞳孔を開いている状態だと、より正確に検査できるらしいので、再び気球を見る検査をします。

・角膜の厚さ検査
眼球に触って検査をするため、麻酔を点眼します。この麻酔は差した直後から効果があるらしく、多少目が張っているような感覚を覚えました。
検査自体は何も感じませんでした。おそらくちゃんと麻酔が効いていたのでしょう。
この目の張りは30分ほどでなくなりました。手術当日もちゃんと麻酔が効いてくれることを祈ります。


その後待合室で20分ほど待機し、医師の診察を受けます。私が対面した医師は結構ドライな方でした。検査員の方とは真逆という印象。

医師の検査では、目をぐるっと一周させてチェックするくらいでした。

その後、医師からICLについての説明を受けます。私の場合は手術後に視力が1.5~1.0の間で落ち着くことになる、ということを説明されました。

ネットでは「2.0まで回復した」という記事も見かけていたので、意外と低いなと思いましたが、デスクワークがメインの私にとっては見えすぎるのも良くないのだと思い、納得しました。


医師の診察を終えると会計に移ります。

私は手術が4月になると言われていたので、レンズ代は3月、手術代は4月に払うことで、ある程度負担を分散させられました。一括で40万近く消えるのはなかなか勇気が要りますので。


ということで適応検査についてつらつらと書いてきました。

次は手術日3日前から翌日検診までについて書いていきます。


ご質問があれば私のTwitterのDMにでもお気軽にご連絡ください。
手術代が数万円お安くなるクーポンもお渡しできますので。
@kohasi_tutaoka


ここまでご覧いただきありがとうございました。

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