数年前の無職時代を思い出す

 今でも「この時期は酷かった・・・。」とすぐ思い浮かぶ落ち込んでた時期だった。そういうのは数年おきにあり、結局進路を決めることが出来ずに大学を卒業した時や介護を辞めた時とかね。

この時は物流センターで仕事を頑張っていたんだけど、他部署から転属してきた社員に敵視され、更には入社時からの付き合いの古参の社員がお目付け役が定年退職してから年々態度がデカくなって酷くなっていた。

転属してきた社員に敵視された理由は、現場の社員Hと過去に別の場所で衝突してから犬猿の仲であり、その社員Hと私が仲が良かったから巻き添えを食ったんですね。当時はそんなことを知らなかったので一方的に巻き込まれたんです。
おまけにその古参社員の件やら、10年間働いて時給が全然上がらないなど不満がついに爆発して年明けに退職を決めたんですね。その後退職の件で色々面倒な手続きが2ヶ月後まで続いたりして、そっちでも疲れました。

前に書いた3日で辞めた仕事とかはその後のことでしたね。この時期は入社しても、ちょっと働いたら短期間で辞めることを繰り返していました。入った部署に地雷が多くて、新人期間終わる前から「こりゃだめだわ。」というのが多すぎた。

そして夏の短期バイトが終わってから、4ヶ月ぐらい無職になりました。近くにいい仕事がなかったのもだけど、面接を連敗してたんですよね。そして一箇所採用されたと思ったら、中腰でのピックを長時間やらされる仕事で腰を壊してすぐ退職。

こんな状況が続いたので、親からは当然ですが「ちょっとは我慢して続けろ!」とか言われて冷戦状態に。更に精神的に不安定になって、仕事を探したり行くことも億劫になってきましたね。仕事してもすぐ辞めたくなる口実を探すことばかりを考えてましたから。家で親がうるさい時は同じく無職の友人のところへ遊びに行ったり、いない時はネットゲームをする日々。引きこもりニートそのものである。

この状況を楽な生活?と思う人もいたけど、自分としては憂鬱でしかなかった。10年近く働いた場所を辞めてから、坂道を転がるように落ちていくんだから。状況が悪い方にばかり進んでいくから、マイナス思考が止まらない。

次の仕事が見つかったのは年末の深夜勤の短期バイト。それも同じように無職ニートの友人とお互いまずい状況だったので、一緒に行くことにしたんですね。その後はなんとか仕事にありつけて、無職を脱出しました。

余談ですが世の人に言いたいのは、無職ニートは精神的にこうやって追い詰められてる人もいるんですよ。これを甘えとか、俺はもっと大変なんだぞ!?とか周囲は言うのでますます社会に出るのが億劫になる。わかるのはこういう思いをした人だけでしょうね。

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