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髄液検査 3

とうとう当日

受付して診察室の前で待つ

そして

検査室へ案内され、ぽてぽてと
看護師さんの後をついていく二人

ちょっと
ドジっ子的な
アメリカンコメディーに出てきそうな
おばちゃん看護師さん

だなぁ
と思いながらついていく

『ここで待ってて』

と言われ待つ二人

別の看護師さんに名前を呼ばれ、
『採血します。』
と言われ、
中にはいっていく主人

さて
2時間はかかるようだけど
どこで待ってよう


ぼーっと考えていると

一向に主人が出てこない。

ん?
どっか行った?

としばらく待つ。

別のおじいちゃんが
おばちゃん二人に付き添われて来て
採血で中にはいっていく。

おばちゃんのおしゃべりうるさい。

おばあちゃんに近いから
声が大きい?

そして
すんなり出てきたおじいちゃん

ん?

うちのはどうした。

おじいちゃんを連れてきた看護師さんをつかまえる。
「主人が採血に呼ばれたまま帰ってきません
私はここで待ってたらいいんでしょうか?」

と聞いても
良い反応の帰ってこない看護師さん。

ちょっと
‘圧’
かけてしゃべったら
やっと

『ちょっと待ってください。』
と返答し中へ行く。

そうそう、
ぱっぱと動きなさい。

と無言の応援という‘圧’を送る。

『もう、処置が始まっていたので、タイミング見て聞いてみます。』
とのこと。

ん?
始まったんかい。

じゃ、しょーがない
と、廊下長椅子座る。

30分もしないで終わったようで
案内してくれた
おばちゃん看護師さんが
パタパタ
とやってきた。

『終わりましたよー
2時間寝て動かないでいてもらいます。』
と報告をうけた。

昼食食べられなかったので、検査前に
「お腹すいた」
と言っていた主人。

聞いたら水分はいいよ。
とお返事。

なかから出てきた男女二人が立ち止まってる。
と思いながら
おばちゃん看護師さん話していると
突然、男性の方が話しかけてきた。

よく見ると、主治医さんではないですか。
あー
あなたが検査されたんですね。

主人と検査してくれる人は別の人だといいね
と言っていたんですが
あなた、やったんですね。


一瞬で思考が駆け巡る。

相変わらず、やっぱり
どもっていらっしゃる。

なんと、主治医さんいわく
なに食べてもオッケー

だそうです。

一応、丁寧にお礼を言って
主治医さんを見送り

さてさて

主人のところまで
案内してください
とおばちゃん看護師さんに頼んだ。

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