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人生詰むと考えたその時の話

こんにちは、タキです。
今日はサポステの話をします。
サポステとは、地域若者サポートステーションの略で、ざっくり説明すると就職活動する前の段階で問題がある人の力になってくれる団体です。

ここからタイトルの話になるのですが、
「このままでは人生詰む!」
と、頭の中で考えが走った事はありますか?
私は今のところ、人生で一回だけ強烈に頭の中に走ったことがあります。

それは、銀行にお金を振込した帰り道、自転車に乗ってる時。その頃は、働いていた仕事先でうまくいっておらずストレスMAX、精神的な体調不良の症状が常に出ていました。
おそらくこのままでは、また仕事を辞めることになるだろうということ、職場の人間関係から人間不信も高まっており、辞めた後はまた家に引き篭もることになるだろうということは考えていたように思います。

その時です。
自転車で走っていたら突然、
「人生このままでは詰む!」という考えが電撃のように走った私は、即座にスマホでサポステを調べて自転車を走らせサポステに駆け込みました。
この時の行動がきっかけで、現在の就職に繋がっていきます。

余談ですが
なんでサポステの存在を知ってたかというと、最初の就職で適応障害→うつになった時、外に出れない私に焦った母が引っ張り出して連れて行ったのがサポステだったからですね。
サポステに通わなくなったのも、のちに母がサポステで怒り爆発させて通えなくなったからなんですが、それは機会があれば話します。

話を戻して、なんで人生詰むって考えたらサポステに駆け込むことになるんだよって話なんですが、単純に自分の人生について考えている事についてぶっちゃけて相談できる相手が、身内にも知り合いにもおらず、サポステしか思い当たらなかったからです。

予約もせずに駆け込んできた私の、切羽詰まった雰囲気を察してか軽く話を聞いて頂けて、就職してるにも関わらず予約もさせてもらえ、相談に乗ってくれることになったので本当にありがたかったです。

この時の私に必要だったのは、話を聞いてくれる誰かだったんだと思います。ストレスでめちゃくちゃ性格が荒れており、振り返れば失礼千万な物言いの私の話を辛抱強く聞いていただき、その時の私に何が必要か説明してくれました。

主治医が合ってないのでは?
カウンセリングに通ってみては?

この時、受けたアドバイス通りに、その後の私は医者を変えてみたり、カウンセリングに通ってみたりしました。
(サポステの活動上、主治医の意見とカウンセラーの意見とを照らし合わせて、連携して行動方針を決めるらしいです)

結果これが好転しました。
まず新しく通い出した医者から処方された薬ですが、私がうつになって何年か後に開発された新薬で、テキメンに私に効きまして、長年悩んでいた症状が無くなりました(飲んでた薬の副作用だった)
そして、医者に相談した結果、再び適応障害と診断を受け、その頃には涙の蛇口がぶっ壊れていた私はその時勤めていた会社に診断書を提出して退職しました。
さらに、カウンセラーと月に何度か話すうちに、ごちゃごちゃした頭の中が整理され、検査もして貰いより具体的な自分の特性を知ることができました。

アドバイスを実行したあとの私は再びサポステへ。
ここから更に、週に1回の面談の予約を入れて通い続けることになります。通いながら、ボランティア活動に参加したりセミナーに参加したりして、人間不信をわずかに軽減しつつ、サポステが外との繋がりを唯一持てる場所になっていました。
それが障害者職業センターへ繋がり、リワークや、職業準備支援に繋がり、障害者就業センターへつながっていくことになります。

振り返ると、本当にあの「このままでは人生詰む!」と衝撃が走った時に、サポステに駆け込んでなければ、暮らしを楽しんだり、体をぶっ壊して辞めるのでは無い円満退職も体験できなかったので、とても感謝しています。

地域若者サポートステーションという名前ですが、49歳まで利用できるので仕事に就きたいけど、自分の力でどうにかするのは色々無理だ!でも就職したい!どうすれば良いんだ!と、お困りの方は一度相談に行ってみると良いと思います。

それでは今日はこの辺で。
良い一日をお過ごしください。


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