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ゆっくりと寄り添って

 娘は軽度発達障害。最近そういう風に言われる人達は珍しくない。でも私達の親世代にはまだまだ理解がないのも、現実で実家の母は心配はしてくれるが耳を覆いたくなるような言葉を、かえされたこともありあまり娘のその事についての話はしなくなった。でも頑張って普通の高校に通った。学校生活はあまり楽しいものではなかったみたい。薄々は私も感じていて、学校等にも相談したりもした。そんなわけで、学校に行きたくないと言ったりすることもあったがどうにか六三三の学校生活を闘い抜いた。お勉強もクラスの人達との関わりも辛いことだらけだったに違い。そんな娘だから就職しても3ヶ月ぐらいしたら体調を崩し辞めてしまう。そんな事を1年程くりかしA型就労施設(正しい名称ではないが)に働きに行くようになった。しかし、父親の家で暮らしていた娘だが、父親との関係とうまくいかないことばかりの日常が重なり、鬱のような状態になり数ヶ月入院することになってしまった。その頃私も仕事があったりなかったりの生活だったので、色々な方の助言によりかんがえもしていなかった「生活保護」を受けることにした。仕事と娘の療養が安定するまでだったので7ヶ月ほどのことだった。今はカウンセリング等をうけて気持ちも安定してきている。それでも将来のことが不安なので、障害者年金の申請もした。それも無事に通り今は自分が何をしたいか何を出来るのかをカウンセリングの方や私と模索しながら、今を生きている。娘は退院して暫くは「生きていくのが嫌」を繰り返していた。その度泣いた。でも今は段々前向きになり、来年は何か勉強したいと言っている。だから私達はよく2人で行動する。自立自立と言うけれど、その人その人で歩みは違うとつくずく思う。これからも娘と息子とは、それぞれの距離感で接して行きたいと思う。だから昨日ラジオの告知で、今大好きなガクテンソクの奥田さんが皆なに向けて言っていた「母は偉大です」の言葉は何だか嬉しかったし、頑張ろうと思える一言だった。

追伸
思いをつらちら書いたので乱文モード。お許しくださいませ。


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