とあるJKの日常譚 # 14 おすすめの小説💎
先日、おすすめのマンガを紹介したので今回はおすすめの小説を紹介したいと思います。
私が紹介したい小説は
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
です。
正確に言えばライトノベルに分類されるようなのですが、本であるという視点から見て、小説ということにします。
私がこの小説に出会ったのは映画がきっかけです。どこかで題名を聞いたことはあったように思います。
たまたま録画されていたのを見たのが出逢いでした。
『知りたいのです。
《あいしてる》を。
知りたいのです。』
戦争の兵器として使われていた少女
《ヴァイオレット》
そんな彼女を気にかけ、育てた少佐は、敵兵の攻撃により彼女の目の前で大きな傷を負います。
命の終わりを悟った少佐は、ヴァイオレットに
こう、言いました。
《あいしてる》
戦争が終わり、少佐はヴァイオレットの前から姿を消します。それでも、ヴァイオレットは、少佐から言われた《あいしてる》の言葉の意味を考え続けました。
それから、少佐の友人が営む代筆屋で自動手記人形(代筆をする女性)として働くようになります。
いろいろな人と出逢い、そのそれぞれの愛に『手紙』という形で触れ、ヴァイオレットは《あいしてる》の意味を知っていきます。
《愛》とは何か。
とても考えさせられる物語です。
実は、小説とアニメでは、少し話が違います。
一応どちらも見て、読んでいる私としては、どちらも素晴らしいと思います。
どこが違うのか具体的に言うと、物語の終盤です。
ネタバレになるので詳しくは言いません。
小説の良さ
描写が美しいです。
読んだ途端に頭の中で映像が流れ出してしまうほど丁寧に、彩り豊かな日本語で描写されています。
ヴァイオレットの姿の描写、少佐の瞳の色の描写、そして人々の心情の変化の様子など、まるで自分が体験しているような描写が、私は大好きです。
小説だからこそ、原作者さんの文章を自分なりになぞって解釈することが出来ます。
アニメの良さ
アニメは、京都アニメーションさんが手掛けているので、とにかく映像が綺麗です。
原作者さんの、美しい日本語で書き表された一つ一つの描写を、想像以上のクオリティで映像化しています。ストーリーの感動に加え、映像の美しさもまた、感動の涙を誘います。
まとめ
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、これまでもこれからも、私の一番のおすすめです。
また、同じ作者さんが書いた、『春夏秋冬代行者』という小説も、面白いです。
暁佳奈さんのヴァイオレット・エヴァーガーデン、
おすすめです!!!
↑ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画のPVです