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クソコラ

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SUZUKAの作った映画のクソコラの乗った記事まとめです。
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2023年9月の記事一覧

映画 ドラキュラ/デメテル号最期の航海 感想

公開日: 2023年8月10日 (イタリア) 監督: アンドレ・ウーヴレダル 原題:The Last Voyage of the Demeter 原作: 吸血鬼ドラキュラ クソコラを作りましたのでご査収ください。 ジェーンドゥの解剖などで知られる、かの有名なアンドレウーヴレタル先生の映画、ブラムストーカーのドラキュラが原作です。 個人的には、監督作品の中では『トロールハンター』の次に好きな映画となりました。トロールハンターは日本語Blu-rayがプレミア化してますがDVD

映画 犯罪都市 THE ROUNDUP感想

公開日: 2022年5月18日 (韓国) 監督: イ・サンヨン(Lee Sang-yong) 出演:マ・ドンソク、ソン・ソック、チェ・グィファ クソコラを作りましたのでご査収ください。 何の気なしにNetflixのおススメから鑑賞したらめちゃくちゃ面白かったです。本作は『犯罪都市』(2017)のシリーズ第二弾だったのですが、1を見なくても楽しめました。 あらすじもネタバレもクソもない娯楽映画なので気軽な気持ちで再生できます。基本的にアクションというよりはバイオレンス寄り

映画 奇跡の海 感想

公開日: 1997年4月12日 (日本) 監督: ラース・フォン・トリアー ノミネート: ヨーロッパ映画賞 作品賞、 アカデミー主演女優賞 音楽: レイ・ウィリアムズ 撮影: ロビー・ミューラー ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023にて鑑賞しました。 クソコラを作りましたのでご査収ください。 書こう書こうと思っていたら1ヶ月も経ってしまいました。 この日はカリコレ江南ゾンビとまさかの梯子スケジュール、ヒューマントラストシネマで奇跡の海鑑賞後、ダッシュで

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映画 ヴァチカンのエクソシスト 感想

公開日: 2023年4月14日 (アメリカ合衆国) 監督: ジュリアス・エイヴァリー 原作: ガブリエーレ・アモルト(英語版); (『エクソシストは語る』より) 原案: マイケル・ペトローニ; R・ディーン・マクレアリーチェスター・ヘイスティングス クソコラを作りました。ご査収ください。 u-nextにてポイント消化しつつ自宅で鑑賞しました。 そういえば劇場公開当時(といっても8月ですが)、悩んだ末に踊るフジツボを選んでしまいました。ジャンルもメッセージも全く違いますが、

映画 ザ・ハント 感想

公開日: 2020年10月30日 (日本) 監督: クレイグ・ゾベル 原題:The Hunt クソコラを作りましたのでご査収ください。 u-nextにて鑑賞しました。 見始めたときは「バトルロワイヤル的な理不尽サバイバルなのかな」と思っていたら、全然違う映画で最高でした。めちゃくちゃ面白かったです。 以下は「ザ・ハント」のネタバレに触れる感想のため、これから見る予定の方はブラウザバック! タメの少ないアクションと過剰なキャラが絶妙で、エグいシチュエーションでガンガン人

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映画 オオカミ狩り 感想

公開日:2022年9月21日 (日本公開2023.4.7) 原題:Project Wolf Hunting 監督脚本:キム・ホンソン 出演:ソ・イングク他 クソコラを作りました。ご査収ください。 劇場公開当時、新宿バルト9にて鑑賞しました。 ざっくりあらすじを説明すると、凶悪殺人犯20人に、スゴ腕警官20人の監視をつけてフィリピンから韓国に護送する船の中で、ポスターの通りのなんだかトラブルが起きててんやわんや!見るからに脱走くわだててるぜ!です。 滑り込みで見ましたが

映画 別れる決心 感想

製作国:韓国(2022年) 日本公開日:2023年2月17日 監督:パク・チャヌク 出演:パク・ヘイル、タン・ウェイ他 クソコラを作りました、ご査収ください。 劇場公開当時「見に行きたいな」と思っている間に終わってしまった「別れる決心」が、AmazonPrimeに来ていたのでニコニコしながら見ました。 カメラワークもストーリーも予想の少し外側を回遊するため、尺の割にずっとハラハラしながら見られました。久しぶりにラブストーリーみたな! 以下は「別れる決心」のネタバレを含む

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映画 弓 感想

本記事は、キム・ギドク監督の映画「弓」のネタバレ感想または考察を記載したものです。 公開日: 2006年9月9日 (日本) 監督: キム・ギドク 音楽: カン・ウンイル クソコラを作りましたのでご査収ください。 見ながら『いーひっひっひっ』と変な笑い声が出てしまうくらいフェチ濃いめの映画でした。すごく気持ち悪い。 誤解なきよう申し上げると、わたしに刺さるフェチはクローネンバーグ独占市場なので、『弓』に関してはひたすら引き笑いだったんですけど。 以下は『弓』のネタバレ

映画 オオカミの家 感想

本記事は、「オオカミの家」のネタバレ感想または考察について書いたものです。 初公開: 2018年製作/74分/G/チリ 日本劇場公開:2023年8月19日(ヒューマントラストシネマ渋谷、他) 監督:クリストバル・レオン/ホアキン・コシーニャ 虐待の主客が曖昧になる、という物語なので当然、マリアとアナ(ペドロ)どっちもをやらなくてはいけない、と思い子豚もやってみました。 映画『オオカミの家』はコロニア・ディグニダをモチーフにしたストップモーションアニメ、という事前情報があ

エブリシング・エブリウェア・オールアットワンス 感想 – 他のすべての世界が絶え間なく叫び続ける

公開日:2023年3月3日(日本) 監督:ダニエル・クワン/ダニエル・シャイナート 脚本:ダニエル・クワン/ダニエル・シャイナート 出演:ミシェル・ヨー / キー・ホイ・クァン 劇場公開直後の感想(2023年3月3日執筆) 1年以上前から公開を心待ちにしており、姉新地(当時の在籍店)の5周年イベントをフルボッコして日比谷Imaxシアターにて鑑賞してきました。 リージョンフリー勢の友人たちと「ハンカチ忘れんなよ」というやりとりをしながら「またまたー、もう見てるし」と思いつ