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科学哲学

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#素粒子物理学

素粒子と場

素粒子と場

複合粒子、原子のことから。原子核の周りを電子が回っており、物質の元となる。原子核は陽子と中性子、中間子からなる。素粒子には物質を作るフェルミオンと、力を伝えるゲージボソンがあり、ヒッグス粒子等がある。フェルミオンには、クオーク(6種)とレプトン(電子、ニュートリノ等)がある。ゲージボソンには、光子(電磁相互作用)、グルーオン(強い相互作用)、ボソン(弱い相互作用)がある。ここで、各粒子の「相互作用

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素粒子の標準模型まで

複合粒子、原子のことから。原子核の周りを電子が回っており、物質の元となる。原子核は陽子と中性子、中間子からなる。素粒子には物質を作るフェルミオンと、力を伝えるゲージボソンがあり、ヒッグス粒子等がある。フェルミオンには、クオーク(6種)とレプトン(電子、ニュートリノ等)がある。ゲージボソンには、光子(電磁相互作用)、グルーオン(強い相互作用)、ボソン(弱い相互作用)がある。ここで、各粒子の「相互作用

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対象と感覚の安定性

ここに二つの安定性がある。対象が安定的に存在すると想定されること、また一方で、林檎の果肉が私達に常に白く見えるという安定性である。いわば対象と感覚(五感のこと)の関係の安定性。

この対応は、人という種に共通の、また固有の特殊性を持って安定していると通常考えられているだろう。このように、林檎の果肉が一定の条件の元では常に白く見えるということ、決して他の色に見えないということは、私達にこれを林檎自身

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