しかたなかった

制服を着ているときだけは純情なフリ
君の手のひらの熱は自分だけが知ってる
帰り道に互いを探す回数は
人通りの少なさに反比例する
本当はなんとも思ってなくても
同情だけでなにかした気になるのだろう
そんな君のことが嫌いだったし
君を好きになるしかなかった

(2016/2/20)

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