リテピ花写042 色あせない永遠の恋は願望? センニチコウ
春から秋にかけて、長い間咲いているセンニチコウ。
サルスベリ(百日紅)よりも長い間咲くので、千日紅と呼ばれました。
先端に丸く咲く花。実は、花じゃないんです。
ノゲイトウと同じような感じですね。
花の付け根に付く苞葉(ほうよう)と呼ばれる葉っぱ。
花は小さく黄色や白色に見えるものなんですね。
花が咲いているのは、1週間ほど。
この葉の部分は、初め丸いものが、だんだんと上に伸びて長くなります。
葉っぱだから長く色あせないまま、咲いているように見えるのですね。
アメリカ大陸のの暑いところが原産で、仲間は100種類以上。
日本には江戸時代に渡来、色あせないので、仏花としても使われてきました。
花言葉も、「終わりのない友情」「永遠の恋」「色あせぬ恋」「不死」「不朽」など。
友情がずっと続き、永遠に色あせない恋とは、素晴らしいですね。
人間の願望が良くわかりますね。
別名、独身者のボタンと呼ばれています。
男性が胸ポケットに挿して恋人に会い、
枯れるかどうかで恋を占ったとそうです。
ドライフラワーにされるほど色あせしない
センニチコウの答えは、いつも枯れないだったのでは?
まあ、気持ちの問題ですから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?