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リテピ花写075 ガウラ(ハクチョウソイウ) ひらひら舞う小さな白い蝶のよう。負けず嫌いで行きずりの恋

公園などでよく見かけるひらひら舞う白い蝶のような小さな花、
ガウラ、別名、ハクチョウソウ(白蝶草)。
4枚の花びらが広がり、長い雌しべと雄しべが、凧の足のように
バランスを取っているかのようです。

白い蝶のようなガウラ(ハクチョウソウ)

5月から10月まで長い間、咲き続けて楽しまさせてくれます。
花自体は3日ほどしか咲いていませんが、新しい花が次々と咲きます。
でも、いざ、撮影となると、必ず萎れた花が横にあったりするので、
広く撮ろうとするとそれが邪魔になります。
また、茎が細く風になびくので、風の止まった時に撮らないと、
ブレやピンボケ、形の歪みなどでうまく撮れません。

ガウラの原産は北アメリカで約20種類ほど。
暑さ寒さにも強く、育てるのにもそれほど手がかからないようです。

淵に薄くピンクの色のハクチョウソウ

花言葉は、次々花を咲かせるので「負けず嫌い」「我慢できない」のほか、
白い蝶のようにヒラヒラと揺れているので「清楚」「神秘」「舞姫」や
花から花へと移る蝶のイメージから「行きすりの恋」など。

確かに眺めていると、白い蝶のような花は清々しい清楚な感じがします。
姿かたちに嫌みがなく、清純な乙女のようです。
色は白だけでなく赤い色などもあり、情熱の乙女か舞姫のようです。
ひと所にたくさん咲いているので、にぎやかで華やかな感じがします。

風ハクチョウソウ

ひらひら、ふわふわ、ざわざわ、ひゅーん
弱い風、穏やかな風、うず巻く風、強い風、突風
右へ左へ、上へ下へ、斜めへ、ぐるぐる回り
白い蝶は、飛んでいる、舞っている、止まっている
仲間と群れ、近づき、離れ、孤独に、また寄り添う
自由自在だ。思いのままだ。おっと、落ちる、危ない

でも茎のしがらみ、しっかりと離さない。
自由をくれ、しがらみを切れ
茎から離れ、大地から離れ、もっと遠くに飛んでいきたい
春から初夏、セミがうるさいうだる真夏から、
虫の鳴き声がしみいる初秋、そして満月が明るく照らす中秋へ
季節の移ろいを肌で感じ、時空を舞い踊り瞬間移動。

紅いハクチョウソウは情熱の舞姫?

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