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リテピ花写78 ハナセンナ 宇宙を舞うアンデスの乙女

アンデスの乙女。素敵な名前を持っている黄色い花。
はじめて見たときは、変わった形をした可愛い花だなと思って写真を撮りました。花は約3㎝程度の大きさで、花びらは黄色く、上に3枚、下に大きさの違う2枚の、計5枚の花弁がドーム状に咲き、その中のしべも大きく湾曲したりと独特の形をしています。

アンデスの乙女 ハナセンナ

木いっぱいに咲き誇る姿は、まさに花言葉通り、「輝かしい未来」を象徴するような華やかさを振りまいています。
名前は、ハナセンナ、流通名はアンデスの乙女、以前はカッシアと呼ばれていたマメ科の花なんですね。
原産は、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイなどの南アメリカ。
昭和初期の1920年代に日本に渡来し、9月から10月にかけて枝いっぱいに咲き誇る華やかさとその可憐さから「アンデスの乙女」として流通してきました。

ハナセンナの咲き誇る姿は輝かしい未来

名前は、生薬のセンナ(旃那)と同じ仲間で、花を観賞するためのセンナ、ハナセンナと付けられました。
面白いのは夜、葉っぱが閉じで寝るように見えることです。
属名のセンナは、アラヒア語で「刺のある木」の意味します。トゲがあるの要注意ですね。
ハナセンナは、世界に260種類もあり、葉っぱがとがっていない楕円状のよく似たコバノセンナは10月から11月に咲きます。

アンデスの乙女、宇宙に雨中に舞う?


アンデスの乙女 宇宙に舞う

グワォ、グワォ、グワォ、グワォ―ン
この牙が見えないのか、近寄るとガブリだよ

えっ、信じない、牙が柔らかそうだって?
ばれたか、そう、うそだよ、薬を運んで来たのさ

私は、遠い宇宙から飛んできた花星人(かせいじん)
花いっぱいの星、かぐわしい花の香りが空気さ

地球も花いっぱいの輝かしい未来にするために
宇宙を舞い、アンデスに降り立った乙女だよ

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