リテピ花写044 冬空に鮮やかな黄色の花 困難に克つツワブキ
薄暗い木々の間を歩くと
菊に似た黄色の花が咲いていた。
斜光を浴び、そこだけが明るく、黄色く輝く。
つやのある厚手の葉は光を受け、緑色に輝く。
元来、海岸沿いに岩や崖の上に生え、潮風にも強い。
フキに似てつやのある葉。石蕗と書いてツワブキと読む。
花の少ない冬に咲く花は貴重。
根から生える葉は、年中枯れず、冬も緑色。
庭や公園によく植えられるようになった。
地面に広がる葉により雑草も抑えられる。
若い葉柄は食用にもなり、
のどの腫れ、おでき、切り傷、打撲や火傷の薬にもなる。
綿毛を付けた種子が、風に飛び、勢力圏を伸ばす。
木陰を好み、厳しい環境でもよく育つ。
こう書くと、何やら理想的な花のようですね。
花言葉も謙遜と、困難に負けない。
困難に直面したときは、ツワブキを思い出そう。
そして謙遜の心で周りを見よう。
驕り、傲慢さを排して、自信をもって強い意志を持つ。
そんな努力をしたい。
※食用には注意。有毒物質があるので必ずアク抜きが必用。
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