見出し画像

写真で振り返るふらり一人旅 @尾道

こんにちは。小夏です。
先週、久しぶりにふらっと一人旅に行ってきました。
行き先は一人旅デビューの地であり、もう4.5回目になる広島県の尾道。
写真をたくさん撮ってきたので、瀬戸内の風景をお届けしながら、
見たもの・感じたことをつらつらと書き綴っていきます。

最後にオススメスポットをまとめたGoogle Mapリストのリンクを貼っているので、尾道に行く際は是非お役立てくださいませ〜!

朝は新大阪から、尾道の手前の福山駅まで新幹線で。
前回利用した、尾道までの新幹線往復とフェリー、レンタサイクルがセットになったプランで行こう〜と思ったら2名以上の予約だったので泣く泣くバラで予約。かなしい。

2人以上で行く人は結構お得になるので是非調べてみてね。

まあバリ得こだま使ってちょっとは安くなったし、よしとしよう。

福山から在来線に乗り換えて、瀬戸内海沿いを走る電車から風景を眺めながらガタゴト揺られ。尾道に到着。

駅前すぐのところにある、毎回行っているローカルシネマ。
ここの経営者さん、前にセブンルールも出てはった。
でも今回はぴんとくる映画がなかったので断念。
6月は佐藤二郎とか青木崇高とかが来る映画祭があるみたい。(6/17~19)

尾道が舞台になってる映画も多いから行く前に予習しても面白いよ〜

てくてく商店街を歩く。

階段を登るおばあちゃん。赤い帽子がぽつんと映える感じがコローの絵みたいで可愛い。

本屋さん見ると吸い寄せられがち。

商店街を歩いてそのまま海岸通りに出ようかと思っていたけど、山手に不思議な建物が見えて入ってみたら、
活版印刷の雑貨屋さん、活版カムパネラ。
活版体験でオリジナルノートが作れるみたいで、ちょうどお客さんいたから眺めさせてもらってた。

もうこっち来ちゃったし千光寺まで行くか!ってことで適当に歩いて階段を登り始めたら、案の定迷子に。

そんな時に出会ったこの猫ちゃん。

俺についてこい!って感じで時々私を振り返りながら歩いていくから付いていってん。
そしたらほんまに千光寺にたどり着きました。(この物語はノンフィクションです)

どうしようもなくなったらGoogle先生がいるけど、基本一人旅の時は地図を見ずに勘を頼りに散策するのが好き。
少し方向音痴の気があるようで、地図見て目的地までの最短ルート通って行くのが若干ストレスになるから、一人の時ぐらいは、と地図は見ません。
ヨーロッパバックパッカーしてた時もそんな感じだった。
迷子をデフォルトにしちゃうと楽だからね。ポジティブ!

気温高かったからしんどーいって猫に嘆きながら汗ばみながら階段を登って、でもふと振り返った時にこんな風景が見える。

千と千尋の世界が楽しめるお宿、みはらし亭。
いつか泊まりたい尾道のお宿のひとつ。
平日はカフェ空いてなかった〜

急に現れた雑貨屋さん。お姉さん優しくて色々お喋りして。

尾道三部作のどれかの映画に出てた気がする。思い出せない。

尾道に行くのは2週間前ぐらいに決めたんやけど、最近知り合った同い年同じ名前の友達が尾道出身で、イベントで地元帰るって話を聞いたから。
なのでお昼からはこなっちゃんと合流〜!
待ち合わせ場所分かんなくて困ってたら偶然会えた。そういうとこな←

知り合いのお店や尾道のお気に入りの場所に連れて行ってもらった〜!
「こなっちゃんの友達の、こなつです。」って自己紹介みんなウケてくれるからずっとやってた。笑

1泊目は新開にあるゲストハウスに。
周辺歩いてたら見つけたワインのお店「pino」にふらっと入ってみた。
カウンターでお兄さんと喋りながら美味しいご飯とお酒を楽しむ。よき。

このエリア面白い飲み屋さん多いから探検しておいで〜と紹介してもらった「洋酒喫茶ロダン」
フィリピン好きで、毎年行っては海に潜って貝拾うんや。という可愛いおじいちゃんが集めてきた不思議な貝たちが店内に所狭しと並んでいて、他にもレコード盤の上でぬいぐるみがぐるっぐる回ってたり、想像以上におもろいお店やった。
私の初海外もフィリピンやったから色々お喋り盛り上がって、帰りがけに素敵な貝のキーホルダーくれはった。お店入るの勇気いったけど素敵な出会いだった〜ほくほく。と眠りについた1日目。

2日目は、朝ごはんに毎回行ってるワッフルが美味しいお店、
「茶房こもん」で朝ごはん。
味は変わりなく美味しかったんやけど、オーダーが全部iPadでする方式になってて、お店の人と話すきっかけがほぼなかったのが何か寂しかったな。

その違和感をもう少し深掘りして考えてみたら、
私は「お客さんとの接点の部分で"効率化"をしないこと」をすごく大事にしてるんやなって気づいた。だって接客効率化していったらその仕事人間がやる必要なくなると思う。
一人やとこういう考え事のんびりできるのも楽しい。

お昼ごはんは、前日まで休業感満載だった商店街のお店が開いてて、めっちゃ賑わってたから吸い込まれるように入ってそのままランチした。
しばらく閉めてて今日リニューアルオープンだったらしい。ラッキー。

香辛料効いた本格的なルーローハンともっちりした杏仁豆腐が美味すぎておかわりしたいレベルやった。
元銭湯をリノベしたお店だそうで、京都のさらさ西陣と似通った安心感を感じる。私もお店やるならリノベかなあ。

ここだけは尾道来るたび必ず立ち寄る大好きなお店、「おやつとやまねこ」で定番のプリンとお土産におやつをいくつか買い込んで、フェリー乗り場へ。

瀬戸田に到着〜!
この日は夕方から雨予報だったので、島散策はせずゆっくりお宿を楽しむ日に。
宿泊したのは約1年前にできたばかりの「SOIL SETODA」
1階はレストランになっていて、モーニングからランチ、ディナーまで楽しめるお店。

チェックインまで、おやつタイム。

お部屋!!!!
海が見えるお部屋で、木と漆喰の壁の温かみに癒される内装。
仕事ができるスペースもあって、食や自然にまつわる本も置いてるから一人でお部屋にいるだけでもう贅沢気分。
晩ごはんの時間まではゆっくり部屋で過ごしてました。

レストランから吹き抜けになっていて、美味しそうな匂いが漂ってきたので下にご飯を食べに。

牡蠣のグラタンと日本酒。至高…!!
カウンター席で、お兄さんとお喋りしながら海外の話をしたり、国内の旅先を教えてもらったり。
世界一周とか日本一周してる人ごろごろおって面白かった。

※サイトから引用

お腹も心も満たされたので、近くの銭湯があるお宿「yubune」に。
「yubune」とお向かいの「azumi setoda」はアマングループの創始者が昨年オープンした旅館タイプの宿で、銭湯のデザインが最高でした。

で、泊まっていた宿に戻ったらレストランは閉店したはずなのに4人ほどカウンターに座って賑やかに飲んでて。
「地元のおじちゃんらが来てるねんけど、こなっちゃんももう一杯飲んでく?」ということで急遽お隣の元塩蔵を開けて始まった通称「蔵飲み」

人が人を呼び、地元の人や他の宿の従業員さんも来て地元のクラフトジンをいただきながら、旅行客やけどそんなことも関係なく混ぜてもらった不思議な夜でした。

この宿を経営しているのは地元の人じゃないし、宿ができたのも1年前らしいけど、みんなこの地元、瀬戸田が大好きでこの島を盛り上げるために色んなことを議論していて、すごくすごく素敵だなあと思わず泣きそうになってしまった。

私はお店を経営し始めて3年になるけど、この城を守ることに必死で地元を盛り上げることまで考えられなかったけど、今回ここの人たちと関わって、地域を愛して地元の人たちを巻き込んで場所づくりするのっていいなって思った。

私が漠然と理想としてた空間が突然現れた感じ。
感動。

そんなこんなで日が変わるぐらいまで飲んで、
飲み過ぎると超早起きしてしまう謎体質な私は4時半に目が覚めた。

目覚めたときのベッドからの景色。

ルーフトップに上がって見えた街並み。

3日目は夕方から仕事だったので、朝チェックアウトしてそのまま瀬戸田を出発しました。
この上の写真が前日飲み会が開かれた蔵。

また帰ってきますね〜!
いってらっしゃい!

と送り出されて帰路に。

あー楽しかった。


おわり。


*おまけ
4回尾道を旅行した尾道大好き人間こなつが厳選した、
Google Mapの尾道リストのリンク。
この記事で紹介したとこも今回行ってなくて紹介しきれなかったとこも、一言メモつきでまとめています!
尾道に旅行に行く際は是非お役立てください〜!

https://goo.gl/maps/PBx9FjW62VVZDxY99

今日もここまで読んでくださり、ありがとうございます。
写真で振り返る旅行記、いかがでしたか?
是非感想お聞かせください〜!
読んだよ!のスキボタンも押してくれると喜びます♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?