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CT検査をしてきました。

 早いもので、甲状腺乳頭がんの告知をされてから、2年が経過しました。大きな流れとしては、①がんの告知②甲状腺全摘手術③入院して放射線ヨード治療④外来で「放射線ヨード治療がうまくいったかどうか」の検査、という治療を経て、現在は毎日の服薬と3か月ごとの通院のみになっています。

 放射線ヨード治療の検査からほぼ1年経過するということで、先日久しぶりにCTの検査がありました。

 上記に挙げた流れの中で一番大変だったのは、言うまでもなく手術ですが、検査の中で一番大変だったのは、「シンチグラフィー検査」でした。放射線ヨード治療の入院時と「放射線ヨード治療がうまくいったかどうか」の検査時に2回行ったのですが、事前に食事制限が必要だったり、検査も1時間くらいじっとしていなくてはいけない…など、けっこう大変でした。(シンチグラフィーについては、以下の記事をどうぞ…)

 そんなシンチグラフィー検査経験者の私にとって、CTの検査は超余裕!だって、食事制限が必要ないんだもの。検査自体は数分で終わるんだもの。勝手知ったる検査フロアで落ち着いて検査を受けて、外来の診察室へ向かいました。そこで主治医からCTの検査結果を聞きます。

 さすがに検査結果を聞く時は、一瞬緊張しましたが、「…うん、肺きれいです!心配ないですよ!」とのこと。やったね!(甲状腺がんは、肺転移することがあるので、定期的に確認が必要です)前回通院時の血液検査も問題なし。エコーの検査も問題なし。ということで、ホッとして帰路につきました。

 がんの告知をされた時は「この先の人生、どうなっちゃうんだ?!」と不安でいっぱいでしたが、手術前と同様に楽しく生活できています。(もちろん、病気の状況はそれぞれなので、あくまでも私のケースとなりますが…)もしかすると、甲状腺乳頭がんを告知されて、不安でいっぱいの状態でこれを読んでくださっている方がいるかもしれません。少なくとも私は、がんになって甲状腺を全摘しても、ゴキゲンで楽しく生活できています。これを読んでくださった方(患者さんご本人や周りのご家族)が、「ふーん、こんな人もいるんだなあ」と、ちょっと気が楽になってもらえたら、とてもとても嬉しいです…

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