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生き方の正解不正解

女性の生き方には、正解はないと思う。

これは、女性に限ったことではないと思うけれど、

「自分軸」ということを考えた場合に、

女性が「自分」に「軸」を置いて生きる、というのは、難しいことなのではないかな、

と思います。


2019年の秋に、当時付き合いのあった知人からのお誘いで、

あるミスコンを観覧させていただく機会がありました。

「ミスコン」という言葉を使ったのは、その方がイメージしやすいかなと思ったからですが、

その場には、20代〜50代までの女性達が集っており、そのコンテストのテーマは確か、外見の美しさだけではなく、生き方や内面の美しさも評価の基準とされていたように思います。

それぞれの年代別に、何名かずつの女性達が順番に、ご自分をステージの上で表現されていました。

私の目を引いたのは、白いドレスを着た、清廉な百合の花のような女性と、

真紅のドレスを着た、堂々たる立ち居振る舞いの女性でした。

その他にも、たくさんの出演者の方がいましたが、

私には彼女達がずば抜けて、輝いて見えました。

彼女達は、結局、すべての年代を通しての優勝者と準優勝者となりました。

真紅のドレスの女性が、優勝者、

百合の花のような女性が、準優勝者です。

真紅のドレスの女性は、50代後半、

百合の花のような女性は、40歳でした。

そのコンテストの審査の基準にもよったのだとは思うのですが、

驚きました。

審査員の方たちは、そのように評価したのです。

ひと昔前なら、世の中における女性の基準は、やはりまずは若さというところにあったのではないかと思います。

でも確かに、私の目にも、彼女達が一番輝いて見えました。


女性の魅力とは、なんだろう?

と考えた時に、

このミスコンのことが思い出されました。

もちろん、若い女性の方が肌は綺麗だし、若いので生命力に満ち溢れていると思います。

そのコンテストには、20代、30代の女性達も出場していました。

でも、自分の年齢にもよるのでしょうか?笑

私には、その若い女性達は、優勝者、準優勝者の女性の輝きが横にある中では、あまり魅力が伝わらないように感じました(ゴメンナサイ💦)

このことの核となるものはどこにあるのだろう、と思った時に、

たぶん当てはまるのが、「自分軸の有る無し」かなぁ、と。

近くで見たら、それはやはり、若い女性達の方が肌は綺麗だったりするかもしれません(^_^)

でも、ステージに上がった時に放たれるのは、まさにその1人ひとりの女性達の持つオーラであり、生き方であるのではないかと思いました。

姿勢の良さや歩き方、立ち居振る舞いに、彼女達が毎日どうやって生きているのか、生きてきたのか、

輝く笑顔には、自信が、

はにかんだような笑顔には、心の清らかさが表れているように感じました。

確か、優勝者の女性は何か女性達に自分をどのように美しく見せるかということに関するお仕事をされていたと思います。

白百合の女性は、沖縄の出身で既に成人した娘さんがおられると言っていたと思います。

女性に限ったことではなく、

私たちの人生には、実際には正解も不正解もない、100人いたなら100人の人にとってのそれぞれの「正解」というものがあるというのが本当のところだと思います。

だから、たとえば自分から見たらある他の人の生き方には違和感を感じたり、他の人の真似をしようとしても自分には難しかったりするのは、おそらく当然のことなのかもしれません。

私も、若い頃はよく人と自分とを比べて、落ち込みました。

もちろん、若さは何物にも変えることのできない素晴らしいもの。羨ましいです笑

でも、今私は、自分は自分から逃げなくて本当に良かったな、と思っています。

それなりに色々な思いもしてきましたが😊

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