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勝手に期待して勝手に失望してるんだ

人はいつでも変われるし、何者にでもなれると信じてる。価値観や考え方だって、人との会話や一冊の本、一つの文章と出会うことで大きく変わることはよくある。

それなのに、他者に対しては矛盾する考えを無意識に抱いている気がする。「あの人はいつも笑顔あふれて優しいし、自分と価値観も合っているから話していて楽しい(そして、これはずっと続く)。」と勝手に思ってしまっている気がする。

そう思っているからこそ、その人が自分の想定と違う言動をしたときに「あんなことをする人じゃなかった」とか「あいつ変わったな」と勝手に失望してしまうんだ、

同僚や友人だけでなく、兄弟や親、子どもに対しても同じだろうな。身近な関係だからといってその人を知った気でいると、勝手に期待して勝手に失望してしまう。誰に会うとしても、その人と会うのが初めてのような、そんなまっさらな気持ちで向き合っていきたい。

これがとんでもなく難しいんだけど。

400字エッセイ書いています。


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