前世みてもらったらレムリア時代の女神候補生だった件について①

ラノベタイトルか?
いや、実話である。

これは、2022年1月某日に体験した私の話だ。

この話は、今から約く10年前。
私が短大生だった時、前世が視える子と知り合ったことをきっかけに、オカルトからスピリチュアルにハマるまで遡る。

私には小さい頃から周りに『視える子ちゃん』タイプの友人がいた。
それも小学生から大学、就職後も途切れくことなく、だ。
だから、必然と一般的には『視えないもの』に憧れるようになった。

「見えないものを見るなら望遠鏡を覗き込め」
と、姉に言われて親に望遠鏡をねだったりもした。
「高いから無理」
と、父は一刀両断した。

で。
どうにか肉眼で視えないか訓練したものの、結果は惨敗。
何も視えないし、感じない。
高校生になる頃には、「才能なかったんや……」と絶念してた。

そんなこんなで短大に進学し、抗議時間の長さにも慣れだした時だ。
所属していたサークルに、とある女の子が見学にきた。
(以降、Kとする。)

自分でいうのもなんだが、私の地元はド田舎で、他県ならあるようなサークルも人員割れで潰れてしまうため、サークル活動自体が珍しい。
それに、文科系でも珍しい方のサークルだったので、Kは興味があり同じ学科の友人を頼って見学に来たそうだ。
(Kにサークルを紹介した友人を以降Mとする。)

つつがなくサークルの紹介を終えたところで、Kは所属はせず。
ちょっぴり残念なムードになるも、その日はKを見送ってお開きとなった。

後日。
私はKと短大の廊下でばったりすれ違い、他愛のない会話をしていた。
私がMとは高校時代からの知り合いだ、と言うと、Kは非常に驚いた顔をして、
「どこまで知ってるの?」
と、神妙ながらも真剣な声色で問ってきた。

小学校から『視える』系の友人が多かった私はピンと来て、MのことはMが話してくれた限りで知っていると答えた。
実家がちょっといわく付きの地区にあること。
よく『狙われている』こと。
不幸にあう夢をよく見ること。
ect

一通り説明しおえると、Kは「そんなに話してるんか…」と驚愕してた。
私も調子に乗って、高校時代にいた『視える』友人がMの夢の解説をしてたよー、とか寝とぼけたこと言ってた。

長くなったが、ここまでが前置き。
こっからが本編です。

Kは突然、
「実はわたし、人の前世や来世が視えるんだ。だから、Mの事には深く顔突っ込まない方がいいよー」
みたいなこと言い出した。

「くぁwせdrftgyふじこlp」
私は↑みたいな反応してたと思う。

非常に残念だが、この後の会話内容は忘れてしまった。
なにせ、今までの『視える』系の友人は散歩してるのが『みえる』とか、ヤバいオーラ的なものが『みえる』程度で。
急にブッタ級の聖闘士星〇が現れられるとは思わなかったから、さ。

そんなこんなで、私はMから心霊現象な話を聞くことを控えた。
その反動でか、元来の性格故か。
旺盛な知識欲が
「わしも前世が知りたいZOI!!」
ぎゃーぎゃーとあらぶりだすのは、早かった。

とうとう、二日後くらいにKに頼み、自分の前世を視てもらうことにした。

「外国の、男の人だね。白人かな?演劇をしてる。すっごい古い時代みたい」

おおう…!
めちゃくちゃテンションが上がった。
なにせ、演劇にはちょこっと興味あったから。前世からくる因果かと思うとかなり納得する。

Kとはこれ以降、あまり交友せずに卒業し、そのまま疎遠になっていった。

時は過ぎ。
2022年現在。
2ちゃんねるの洒落怖話をきっかけにオカルト好きが再熱し、私はついに某電話占いを活用しだした。

まあ、主は人生相談だったんだけどね。
現代人によくあるブラック企業勤めを疲れ切った勢いで退職したもんだから、人生詰みだと思ってやけくそも兼ねてた。

愚痴聞いてもらったり今後の対策や決意表明やらをたくさん聞いてもらううちに、心にゆとりが出だした頃だ。
何故か、いつもの占い師さん以外の人に意見が貰いたくなって、ふと目に留まった番号をポチした。
(以降Uさんとする。)


占い師Uさん「貴方、いまのままじゃどこ行っても結果は一緒よ」

私「」( ゚д゚)ポカーン

Uさん「それでよく働いて、いや、まかり通ってきたわね」

私「」(;゚д゚)ポカーン


スカイプならば私のまぬけな表情が画面に表示されていたであろう為、電話で誠によかったと後に思った。

そこはよかった、けども。
そこそこ就業中の傷も癒えてきていた時にこの発言はかなり堪えた。人生ずっと引きこもろうとかが脳内をマッハ3で駆けていったぐらいには堪えた。

だが、しかし!まるで!全然!
我が旺盛な知識欲を屈服させるには程遠いんだよねぇ!

海馬から私が記憶している中でも最凶アニメキャラに声援を送ってもらい、なんとか占い師Uさんに食いつき、二度目の電話でようやく私自身気がつかなかった性格やら特性やら思い込みやらに向き合うと覚悟を決めた矢先――※(ここ長いので別記事で書きます。)

Uさんから、思い込みは前世での持越し、という話が始まった。


Uさん「貴方の思い込みね、前世の時についたの」

私「へー」

Uさん「前世で魔女狩りにあって、その時についちゃったの。けっこう惨い事されたから」

私「」( ゚д゚)ポカーン

Uさん「もっと前にレムリアで女神(修行途中)をしてた時にもできちゃってるわよ。津波を止められなかったから、その時喪失感と無力感ができちゃったのね」

私「」(;゚д゚)ポカーン

……。
お、おう。
思ったよりすごい前世が出てきて、マジでビビった。
実際、なにも喋れてなかったと思う。
なにせ、短大生時代にKから前世は外国人男性で劇団員っていわれていたから、けっこう呑気してUさんの話は聞いていた。

こういう話におきまりの、そのあとは何を話したかよく覚えてない状態で、気がつけば一日が終わっていた。



続く。

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