遠征はいい、温かみがある

遠いけど近い大阪

瑞田多理です。こんにちは。

今年は年始から旅行の予定がたくさんありました。その皮切りとして、1/12（金）～1/14（日）にかけて大阪に行ってきたのでレポートをあげていこうと思います。

大阪はオタクにとってとても馴染み深い土地です。インテックス大阪やOMMビルなどのイベント会場を数多く有し、様々なイベントが催されています。

また、大阪は酒飲みにとっても馴染み深い土地であることが知られています。キタとミナミにそれぞれ繁華街を有し、数多くの飲み屋がひしめいています。

そういうわけでオタクで酒飲みの私は割と頻繁に大阪へ赴くというわけです。今回はカンメラーのリストの仲間たちとともに、様々な飲酒や活動をしてきました。

いざ、ワーケーション

そういうわけですが、金曜日は普通に仕事があります。さりとて仕事が終わってから新幹線に飛び乗るのでは、終電ならぬ終新幹線に間に合わない可能性もあります。むむ、困った。

幸い、私の今の仕事はゲームのプランナーですのでパソコンさえ持っていけばどこでも（いつでも）仕事ができます。そこで頭をよぎった悪魔的発想。

「コアタイム前に大阪に移動して大阪から始業すればよくね……？」

思いついたら即実行がモットーです。会社に話してみたところ快諾されたので、私は始発に近い新幹線に飛び乗って大阪へと旅立ったのでした。1/12（金）の7：00頃のことです。

早い時間の新幹線には初めて乗ったのですが、同じように緊急の移動をしているサラリーマンしか載っていなかったのか、しんと静まり返っていました。良し悪しはさておき、二度寝がはかどったのは間違いなくうれしいことでした。

最近のワークスペースはすごい

実は前にも大阪でワーケーションをしたことがありまして、そのときに利用したAcceaさんのリモートオフィスを今回も利用しました。

さすがに自分のために最適化した自宅と比べれば多少の不便はあるものの、コーヒー飲み放題、冷暖房完備、スマホの充電ケーブル完備などなど……とても整った環境です。あんまりできないことはない。著しく機密性の高い通話はできないくらいでしょうか。

これが結構格安で使えてしまうので、自分でこういう作業スペースを開設するときにはどうやって差別化しようかな……という悩みが生まれてしまったことは別の機会に書こうと思います。

華麗に仕事を押し込めて、花盛り金曜日へ……飲酒の時間です。

街に根差したラーメン

そのあといろいろあって宿へのチェックインが23:30ごろになってしまい、さしもの大阪も宿周辺はほとんど店が閉まってしまいました。

そんな街中をうろうろしている間、「大阪って様々な色が目まぐるしく移り変わる街だなぁ」ということをずっと思っていました。徒歩にしておよそ30分の間、具体的には「～～～筋」と呼ばれる通りをまたぐたびに、街の色が一気に変わるのが面白い。歓楽街から一気に住宅街へ、能楽堂もあったりして、文化と今が交錯する瞬間を垣間見た気がしました。

そして人情の街大阪の温かいラーメン。冷えた体に良くしみわたる、優しい味でした。

「距離」が近いユニバ

明けて1/13（土）の予定はカンメラーのメンバーと遊ぶ日です。ＵＳＪに行った後飲酒という最高の予定ですね。

ユニバに行こうということで事前に乗る電車を調べていたのですが、まず驚いたのは都市部から30分くらいで到着してしまうこと。直前までよくある港湾地区の風景だったのが、突然テーマパーク然とした景色に変化するので面白い。

さらに面白かったのが園外に軒を連ねる店です。それぞれはよくあるチェーン店なのですが、それぞれ観光客向けに工夫を凝らしていて、商魂を感じました。一番面白かったのはスシローが掲げていた「ＳＵＳＨＩ　ＤＩＮＥＲ」といううたい文句でした。確かに。

ユニバの中身については他にもたくさんの人が言及していると思うので最低限にとどめますが、以下のトピックがありました。

• ユニバにもいるキティさん。多摩センターからの出張お疲れ様です。

• スパイダーマンの終了に伴い、アトラクション200分待ち

  • 断腸の思いで断念

• 逆さづりにされた人が挙げる悲鳴を聞きながら飲む抹茶ラテの温かさ

なお、この日は異様に寒くて、風も強かったためメンバーと相談して早めに切り上げました。（それでも後日体調影響が出てしまうほどには寒かったです。私ももう少しいたら危なかった）

その後の飲酒はおいしかったです。お椀にお金を入れておくとそこから頼んだ分がひかれていく不思議なキャッシュオン形式でした。料理、特に魚類がとても良かった。さすが天下の台所といったところですかな。

先述の寒さにやられた私は2件目のバーで離脱しました。大変楽しかったです。企画してくれたカンメラーメンバーに感謝！

メインイベント、コミトレ

さて、明けて1/14（日）は今回の旅の目的である「こみっくトレジャー43」です。ここで私と界隈の仲間が力を合わせて上梓したＴＲＰＧルールブック『とこしえの縁』を頒布しにきたのですね。

関西勢の制作陣に本を渡すことができ、およそ１年ぶりに対面することもできましたし、すべてのゲームがサ終している界隈においては十分なほど頒布もできたので、うれしい限りでした。

遠征、たのしいぞ

総じて、今回は遠征してよかったなという気持ちが強かったです。

遠方より襲来する私を、友として認識してくれている人がたくさんいたということ。

作ったコンテンツが必要とされているのが分かったこと。

そういった温かみに触れることのできた遠征でした。また機会があればぜひ行きたいと思います。多分、文フリ大阪かな……。

益体もない感想でしたが、一旦この辺で。
ぜひ皆さんも、旅行してみてくださいね。