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Lisk SDK を使ってブロックチェーンアプリを作りたい ~LiskSDKってなんだ編~

今回の内容

このタイトルになった最初の記事に「ブロックチェーンアプリケーションプラットフォームであるLiskのサイドチェーン開発キットです。」とざっくり書いただけなので中身を少し説明。

※なんとなくわかった気になる事を重視して書いているので厳密には違うというのがあると思います。用語説明とか。


一般的なSDK

プログラムの世界でSDKというと、ソフトウェア開発キット(Software Development Kitを指します。

以下をひとまとめにしたもの(一例)
・開発ツール
・コンパイラ
・ライブラリ
・ドキュメント(ツールやライブラリの使い方など)
・サンプルプログラム

ようは、ソフトウェア開発する為に必要なものが色々入った工具箱ですね。


LiskのSDK

ほな、LiskのSDKはなんなんだというと、今回の内容で述べた通りサイドチェーン開発キット(Side-Chain Development Kit)です。
基本的には上記の一般的なSDKと同じようなツールのセット(Commander, Elementsなど)ですが、Liskの仕組みを使ったブロックチェーンを作成する為のフレームワークも含みます。

フレームワークとは
アプリケーションを作る上で必要な機能をあらかじめ作ってくれているもの。アプリケーションの基礎。

ルールに従って実装することで一からアプリケーションを作成する手間が省けたり、必要に応じてカスタマイズ出来たりと何かと便利な奴。
多くのことをアプリケーション開発者に意識させることがないようにフレームワーク自体はかなり泥臭いことをしていたりする。

注文住宅だったりをイメージしてもらうといいかも。

ということで、以降今回の本題


Lisk SDKのお手軽さ

上記で説明したように、Lisk SDKにはブロックチェーンを作成する為のフレームワークが含まれています。

lisk-sdkのパッケージ内にframework というフォルダがあります。
参考:https://github.com/LiskHQ/lisk-sdk/tree/master

これのおかげで例えば「(良し悪しはおいといて)手数料0の送金機能を作りたい」といった場合、慣れた人なら30分程度で機能の実装が出来ます。
時間がかかるのは「何を作るか」「どう作るか」と「フロント(UI)」


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1. Lisk SDK(特にframework)はブロックチェーンアプリを作るための基礎

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2. この基礎の上に自分のアプリを構築
アプリのデータをチェーンに書き込む為にカスタムトランザクションを作成し、あとは通常のウェブアプリのようにユーザーが操作する為のUIを作成すれば完成。

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この段階ではLiskのメインチェーンとまったく関係なく稼働する。
プライベートチェーンなのでコンセンサスアルゴリズムとか関係ないかもしれない。
あえていうなら Proof of Myself(めぐさんの歌ではない)

3. 現在のLiskとPoC(概念実証)プロジェクトの関係
A~GがPoCプロジェクト。
Lisk のチェーンとはなんら関係ないです。(繋がってもいない)

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4. 今後のLisk SDK
Liskのチェーンにつながることでプライベートチェーンで動いていたものがLiskのサイドチェーンとして動くようになる予定です。
繋がることで「Lisk-自アプリ」や「他アプリ-自アプリ」でやり取りが出来るようになったりするかもしれませんね。

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Gのように繋がらずプライベートチェーンのままでいるというプロジェクトもあるかもしれません。


おわりに

だいぶざっくりした説明ですが、「ほぇー、こんな感じなんやー」と思って貰えたでしょうか?
興味が湧いたら公式(lisk.io)へ

なお、わたくし万博おじは、作ったプロジェクトが必ずしも全てLiskのサイドチェーンになる必要はないと思っています。
サイドチェーンにならないのであれば今のSDK Alphaでも十分プロジェクトは作れるので作ってみることをおススメします ( ・ω・)ノシ

次回からは万博おじがつくってるプロジェクトのことを書く予定。


万博おじについて

万博記念公園と新しいものが好きなプログラムやさん
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