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医療備蓄を強化せよ

ウィルス感染拡大に際して、医療体制が十分でないことが指摘されている。普段から感染拡大を想定して、備蓄をしておく必要がある。

物的備蓄
人的備蓄
空間的備蓄

マスクやフェイスシールド、防護服の備蓄は、公的な備蓄だけでなく、家庭でも必要だとわかった。家族もクラスターになる。家庭内隔離ができるようにしなければならない。

検査体制が十分ではない。検査機器や検査キットに加えて、検査技師が必要である。微生物の検査ができる人材を社会全体で大事にしたい。普段は別の仕事をしている人でも、緊急事態には検査技師として協力できるように、検体採取や検査の業務ができる予備人材を公的に登録しておくような取り組みが必要である。引退した看護師・医師・薬剤師、休職中の医療従事者、バイオ関連企業の従業員、研究機関職員などの活躍を期待したい。公務員の受験資格に検査技師資格の保持者を優遇する、普段は別の仕事をしている公務員にも資格を取らせるなど、社会的に予備人材を確保する取り組みが必要である。

ICUが足りない。大きな懸念だ。軽症者の隔離場所にホテルを転用した。感染症拡大防止には隔離するための空間が必要だとわかった。
空間も備蓄があるといい。緊急事態に転用できる空間をあらかじめ確保して登録しておく取り組みが必要だ。避難所と同じ考え方である。
検査施設、隔離スペース、予備ICU、陰圧制御可能な感染症対応病室、感染者の便や尿も別に処理できる施設など、普段は別の用途で使用していても、転用できる空間を用意しておくと、緊急事態に体制が即座に整えられる。


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