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品質維持・向上を目指す 仕組みづくりへの挑戦

L is Bには、TQM部(Total Quality Management)というサービスの品質維持や向上を目指すための部署があります。今回は、TQM部でテスト自動化の仕組みづくりにチャレンジしている谷脇さんにお話を伺いました。

テスト業務の面白さを感じたアルバイト時代

――最初に、谷脇さんの現在の業務内容とこれまでの経歴を教えていただけますか?

TQM部という部署で工程管理と品質検証、品質改善業務を担当しています。

大学生の時からソフトウェア会社でアルバイトとして働いていて、大学卒業後、そのまま正社員として入社しました。そして、別のソフトウェア会社に転職した後、L is Bに入社しました。

コードを書く仕事ができるアルバイトを探していた時に、たまたま求人を見つけて、アルバイトとして働くことにしました。当時の所属部署は、品質管理を担当する部署だったのですが、そこでは、ちょっとしたツールを作成していました。

――品質管理を担当する部署でツールを作成していたのですね。テスト業務はいつから担当されていたんですか?

アルバイトの時からテスト業務を行っていました。最初はツールを作成していましたが、少しずつプロダクトのテスト業務が増えてきました。テストではなくて、コードを書きたいと伝えていましたが、テスト業務の割合がどんどん増えていったんですよね。

でも、ある時から、「あれ?テスト業務も楽しいかも」と思うようになったんです。なぜなら、アプリの動作を一つひとつ確認しながら、仕様通りの動きに近づけていく感じが好きで、自分にはこの仕事が合っているように感じたからです。

また、面倒くさがりで同じことを繰り返すことが苦手で、テストを効率的に進めるためにどうすればよいかと考えることが好きだったので、テスト業務の割合は増えましたが、業務効率を上げるためのツール作成も並行して行っていました。

入社の決め手は「やりたいことやっていいよ」という言葉

――アルバイトとして働いていた時から、ご自身のやりたいことを見つけて働き続けてきた谷脇さんですが、転職をしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

1つ目のソフトウェア会社ではやりたいことができていたので、やりがいを感じながら働いていましたが、家庭の事情で退職をしました。

L is Bに入社する前の2つ目のソフトウェア会社でもQAエンジニアとして働いていたのですが、ツールを作ったり、品質や業務効率向上のための仕組みづくりに携わる機会がなかったので、物足りなさを感じていました。転職を検討していた時に、L is Bの選考を受けることにしました。

――前の会社では物足りなさを感じていたのですね。では、L is Bへの入社の決め手や入社前に不安に思っていたことなどありましたか?

入社の決め手は、自分のやりたいことができそうだと感じたからです。面接で当時CTOだった城戸さんとお話をした時に、「やりたいことやっていいよ」と言われたことがとても印象に残っています。
その時に、テスト業務をしながら、テスト自動化できる仕組みづくりやツール作りをやっていきたいとお話をした時に、城戸さんが共感してくれて、L is Bで働きたいなと思いました。

不安に思っていたことは、特にないですね。1社目のソフトウェア会社のメンバーが多いと聞いており、もともと知っている人たちと一緒に働けるので、不安よりも安心感の方が大きかったです。

――「やりたいことやっていいよ」と背中を押してくれるのはとても嬉しいですよね。では、実際に谷脇さんがL is B入社後に取り組んだことを教えてください。

まずは、テスト実施の時に使用するドキュメント整備やテスト仕様書の内容の定義づけなどに取り組みました。また、毎日どれくらいの項目が完了して、未完了の項目があとどれくらいあるのかが分かるように、テスト仕様書の項目を自動集計できるようにしました。

最近ですと、少し前からテスト自動化の仕組みづくりを始めました。私と同じTQM部にテスト自動化が得意な方がいるので、その方とプラットフォームのようなものを作成し運用中です。

――さまざまな仕組みづくりをされてきて、現在もテスト自動化に向けて取り組まれているのですね。ちなみに、L is B入社後に感じたギャップはありますか?

やりたいことをやらせてもらえるということは、面接の時に理解はしていたつもりですが、やりたいと言ったことに対して反対されたり否定されることがほとんどなかったので、その点は想像以上だったかもしれません。

テスト自動化についても、上司や同じ部署のメンバーから反対されることはなく、やってみようという反応だったので、嬉しかったです。

あとは、テスト業務で必要な検証機やサーバーラックの購入もスピーディーに対応してくれるので、そこはとてもありがたいなと感じています。

サービスの品質を保ちながら業務効率化も目指す

――谷脇さんが今後L is Bで成し遂げたい目標はありますか?

テスト業務をすべて自動化できたらいいなと思っています。そのために、現在はテスト自動化の仕組みづくりと運用に取り組んでいます。

テスト自動化ツールを動かすためには操作手順と正誤判定するためのスクリプトが必要なんですが、自動的に作成されるものではないので、私たちが作成しなければなりません。

しかし、TQM部にはコードが書けないメンバーもいるので、そのスクリプトの書き方があまりにもコードが書ける人寄りになってしまうと、難易度が高くなってしまい、進捗が悪くなってしまいます。ですので、コードが書けないメンバーでもスクリプトが書けるように難易度を下げる方法を試行錯誤しながら見つけて運用しているところです。

テスト自動化ツールを動かすためのスクリプトを蓄積していければ、テストの実施がもっと簡単にできるんじゃないかなと思っています。機能追加によるテストも、追加変更分だけスクリプトを書くだけで、テスト実施ができるようになるので、かなり業務効率が上がるんですよね。

――ありがとうございます。テスト業務の自動化が実現できたら、さらに業務の効率が上がりそうですね。では、谷脇さんはどんな人と一緒に働きたいですか?

目的意識を持って仕事ができる人と一緒に働きたいですね。

今やっているテスト業務は何のためにやっていることなのかということを想像できて、自分のやるべき仕事をしっかり理解できている人がいいのかなと思います。

また、私たちはお客様にサービスを提供しているので、そのサービスを安心して使ってもらいたいという気持ちを持って、自分がもしこのサービスを使うユーザーだったとしたら、という観点でテストができる人だといいのかなと思います。そういう気持ちでテストをすると、「あれ?なんでこうなるの?」と疑問に思う場面がたくさん出てくると思います。そうやって疑問を持つことができる人と一緒に働けると嬉しいですね。

開発本部 TQM部 谷脇さん

――最後に、QAエンジニアのポジションへの応募を検討している候補者へメッセージをお願いします。

「品質」に興味のある方はもちろんですが、私たちはまだまだ効率的に業務を進められていない部分があるので、テスト自動化などの業務効率を上げるための仕組みづくりに興味のある方からのご応募をお待ちしております。

限られた時間の中で、サービスの品質を向上させるための仕組みづくりを一緒にしていきましょう。



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