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3歳児の登園拒否
今日は娘のララが3歳の時に登園拒否になった話をします。
ララが幼稚園に入って間もない時です。
他の子供たちが登園時に泣いていても、
「ララは大丈夫だよ」と言って元気に登園していたララ。
そんなララがある日「今日は幼稚園行かない」と言いました。
最初は疲れているかもしれないと思って休むことにしました。
しかし、次の日も、次の日も、休んで結局は一週間ぐらい休むことになりました。
どうしたのかな~と思って先生に聞いても「何もなかったですよ」という返事のみ。
「ランチの時にご飯をこぼしているので、「ご飯はこぼさないで食べましょう」と言っただけです。」
先生が「ご飯をこぼさないで」というのは当たり前の話ですが。。。
どこが問題だったのでしょうか?
自分の子供をよ~くよ~く考えてみると答えが分かります。
おうちでご飯を食べているところを見たら、器が体から離れたところにあったのです。
それで、
「ララ、器を体の近くまで持ってきて食べてみたら?顔の下のところまでだよ。」
と言って、器の場所を変えてあげました。
そうすると、ご飯を全然こぼさないようになりました。
ララはとても真面目で頑張り屋さんだったのです。
何をしても真面目に頑張ります。
お母さんは自分の子供のことを一番よく知っています。
頑張ってこぼさないように食事をしている子供に、「こぼさないで」と言ったら、それは怒りますよ。
頑張って仕事をしているあなたに、上司が来てたくさんダメ出しをしたら、怒りますよね?
大人はさぼることもあります。
頑張らない大人もいます。
悪い大人もたくさんいます。
しかし、
子供はみんな素直で、真面目で、純粋なのです。
生まれた時から悪い子は一人もいません。
子供は、みんな成長したい、みんな上手になりたいんです。
ただ、やり方が分からない、
教えてもらったことがないだけです。
頑張っても、まだ子供だから、大人のようにはできないんです。
大人はみんな正論を言っています。
でも、子供の気持ちを考えたことはありますか?
多くの大人は子供に指摘だけして、その後のことは子供に丸投げしているような気がします。
それは責任転嫁です。
子供はあなたに判断してもらうのではなく、
あなたが正しい方法を教えてくれることを待っているのです。
大人たちはもっと子供の目線に合わせて、子供のことを考える必要があります。
子供を信頼して、子供が頑張っている前提で、子供のことを考えましょう。
ララの話に戻ります。
一週間後、ララは幼稚園に戻りました。
もちろん、ララには言いました。
「ララが頑張っているのは、ママが一番よく知っているよ。
先生はララのことがよく分からなかっただけ。
ママはいつもララの味方だよ。」
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