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ちょっと驚く、でも、それイイネ。

固定概念を覆せ!!というのは、10代の頃から、ポリシー(といえばいいのか?)として、心の中にある。こうであるべき、と、頭の中で固まってるものを崩されると、人は驚いてくれる。簡単に。

16歳から美大受験の塾へ通い始め、自分の描いた絵を人に見てもらう、テーマに沿って作った作品(受験絵画を作品と呼べるかどうかは置いといて)を評価してもらう、という訓練をしてきたことが実に役に立ってると思う。

ちょっと驚く、でも、それいいね👍😊ていうのは、楽しい体験になる。

例えば、栗きんとんにクリームチーズを入れる、お寿司にグレープフルーツを入れる、黒豆にラム酒入れる、などなど。意外だが、めちゃくちゃ合うのだ。

今回、ひじきを甘くなく調理した。

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たっぷりのひじき、ネギ、ニンニク、豚バラ、大根の、オイルパスタ。オリーブオイルがしっかりまとめてくれて、美味しい。

もみのりを振りかけたような、磯の香りがいい感じに作用してるパスタになった。

「ひじきは甘いもの」「大根と豚バラは煮るもの」という固定概念を覆す調理は、面白い。そして、よく考えてみたら合わない訳がない組み合わせで、なんで今までこう使わなかったんだろうと不思議に思うくらいに自然で美味しい。

私は自分自身を料理家だと、あまり思ってないんだけれど(説明することが得意な人だという認識。料理研究家ではなく料理の先生だと思ってる)こういうレシピ生まれる時は、料理を研究ってこういうことなのかしらんと思ったりする。新しいけれど新しくない味ができたら嬉しいものだ。

今回のレシピも、説明は簡単。磯臭くないようにしっかり炒めて、塩はしっかり効かせて、ネギは最後に。それだけで、できる。そして美味しい。

レシピのないレシピ。レシピ読まずに再現できる料理。

私は、これを、ずっと発信していきたいし、こういう料理教室としてレッスン料を頂戴することを胸張ってやっていきたいと思う。

みんな、楽しい。ラク。前向きになれる。そう思ってる。

昨夜の大橋家の晩御飯は、もちろんこのFacebook LIVEの配信で作ったネギとひじき炒めの残り物であった笑笑。

さらに展開させて、ハヤトウリと豚バラ足して炒めた。あー美味しかった。笑。

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