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音楽制作やる人は、絵も文章も書かいてみよう

創作ってイメージを具現化するという行為で、その表現に音楽とか絵とか文章とか、体を使ったパフォーマンスとか、いろいろあるわけです。

このテキストを読んでいる人はおそらくその中から音楽選んだ人でしょう。ですが、別に音楽をやるから絵は描いちゃいけないことなんてありません。自分の作りたい脳内のイメージを出力する手段は多いほどいいのです。

それは別に世に出さなくてもいいのです。むしろ世に出そうなんて考えてはいけません。最初から世に出すことを考えると「下手と思われないか」「恥ずかしい」とか表現が萎縮します。誰にも見せないのだから、思ってることを素直に書いてください。
自分が考えていることを一度箇条書きにしてみる。イラストにしてみる。小説にしてみる。うまく書けないとか下手そういうのは気にする必要はありません。そのへんにある紙とペンでいいのです。綺麗にまとめる必要はないです。むしろ内容が飛躍しまくるぐらいが良いです。
もうほんとに全然書けないのなら、イメージを想起させる写真を撮るとか、webのスクショとかでもいいです。

この作業は、音楽制作が捗らないときなんかにやるといいです。
自分のことって自分で結構わからないものです。音楽も勢いで作れてしまうときもあれば、イメージふんわりしすぎて全然進まないときもあります。「なんで音楽やってるんだろう?」「最近音楽楽しくないなぁ。」とか、好きなことなのに好きじゃない気がしてきたりもします。そんなとき、考えたものの箇条書きや絵や文章などを見返すと、見失っていた初期衝動を思い出すかもしれません。
または「音楽よりも絵を描くほうが楽しいかも!」って気づくかもしれません。別に仕事でもないんですから、好きなことだけ思いっきりやればいいんです。
絵も描いてるうちに飽きてくるかもしれません。そうしたら今度は音楽をやりたくなるかもしれません。そのときはまた音楽をやればいいのです。

絵を書いていたときの時間は音楽制作のブランクではなくて、絵で好きなことを表現していた時間です。それは音楽や他の表現にも必ず反映されます。無駄どころか、自分の中の表現を温めるとても大事な時間なのです。表現はみんなつながっているんです。

私は高校生までは漫画家になりたいと思っていました。高校卒業後に私より漫画を書くのが上手い人を見て今の自分の程度じゃ無理だなとそのときは諦めてしまいました。でも今ちょっとずつ絵を描いてたりします。いずれジャケット絵なんか描きたいなと思ってます。

特に学生でしたら、一旦やりたいこと全部やってみましょう。ひとつに絞るには早すぎます。いきなりすごいものは作れません。手近にあるものを利用して気軽に始めてみてください。


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