2020年12月の記事一覧
201224 SNS利用と人付き合いについて
最近文体が揺らぎやすい気がする。古い本の言葉遣いに引きずられているのかな。もっと普通に書けばいいのに。
-----------
今年の夏頃に書いたSNSに関する考え事を放置していたことを思い出した。これを使いながら、広く人付き合いに関する今年一年の振り返りと今後の展望について、今感じることを整理してみる。
１．ソーシャルメディアとSNSの違い基本的なことを理解していないと思ったので、最初にこ
201218 考え事と考えること
考え事と考えることは似て非なるものだ。考え事をしているからといって考えているとは限らない。考え事の癖があることは、必ずしも思考力が備わっていることを意味しない。いつも考え事で頭が一杯だったとしても、順序立てて考えを進めて一つの結論を導いたり、個々の情報を分析して細部を明らかにしたりする能力がなければ、考え事は頭の中でただの重たい荷物となってしまう。私は明らかにこのパターンだ。
考え事と考えること
201214 憧れと領分
お隣の自治体のトップの方がすてき。
派手で人の目を引く（ためだけの）打ち上げ花火みたいな政策は打ち出さないし、常に物腰は柔らかく、メディア向けに過度な自己演出をするようなこともない。一見すると風貌はごく普通の初老のおじさん、取り立てて印象に残るようなところはない。だけど、あくまでもその街に住む人たちの「普通の暮らし」を守り、より良くしていくことをあらゆる施策の基本に据え、コロナ下においても慌てず騒
201205 物語なしで生きてみたい
１．私が「事実」だと思っているものは、「事実」ではない「事実」と「私が『事実』だと思っているもの」は別物である。両者の間には常に大きな隔たりがある。私には「ありのままの事実」を認識することはできないため、私は「私が『事実』だと思っているもの」に基づいて身の回りの世界を捉え、そうした根拠が不確かな認識を組み合わせながら、自己のアイデンティティ（自分を自分たらしめるもの）を構築していかざるをえない。