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認定NPO法人Living in Peaceマガジン

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認定NPO法人Living in Peaceの、全noteを詰め込んだマガジンです!
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2021年11月の記事一覧

すべての人にチャンスを!150人のプロボノ集団がサポーターを募集!

誰もが自分の可能性を諦めなくてよい社会を作りたい!虐待や貧困、紛争や迫害など。世の中には本人の努力だけでは解決できない困難により、自らの可能性を諦めざるえない状況にある子どもや大人が大勢います。 そうした機会の不平等をなくし、すべての人に等しくチャンスのある社会を作っていきたい! その実現に向けて、チャンスメーカー(マンスリーサポーター)として一緒に活動へ取り組んでくださる仲間を募集します! 社会を前に進めるために! 所属を超えて集まった150名はじめまして、Livin

難民・移民がテーマのおすすめ映画10選★LIPカルチャー部

こんにちは! 認定NPO法人 Living in Peace 難民プロジェクトです。 今回は、今までに難民プロジェクトのnote内で紹介した映画も含め、 秋の夜長におすすめの難民・移民がテーマの映画を紹介します。          ・・・まずはドキュメンタリー映画から3本紹介します。 ミッドナイト・トラベラー(2019)【あらすじ】2015年、映像作家のハッサン・ファジリはタリバンから死刑宣告を受ける。制作したドキュメンタリーが放送されると、タリバンはその

vol.14 「OB・OG訪問」 外国ルーツの学生向け 日本での就職活動ガイド

こんにちは! Living in Peace 難民プロジェクトです。 今回は、日本での就職活動の際にやっておくべき「OB・OG訪問」について紹介します。 ◆OB・OG訪問とは そもそもOB・OGって何でしょうか。OB・OGはそれぞれ Old Boy、Old Girl を省略した和製英語で、その学校の卒業生を指します。  OB・OG訪問とは、自分の志望する企業で働いている、同じ学校の先輩を訪問しお話を聞くことです。 ◆OG・OG訪問のメリット OB・OG訪問は必須では

ことばを正しく使うこと

真実であることの価値がゆらぐ昨今の国内外の政治的状況が、「ポスト・トゥルース」と語られることが増えました。 しかし21世紀に限らず、かつてのベトナム戦争にまつわる米国の政治的状況について経済学者の猪木武德は、宗教的信念の希薄な民主主義社会においてことばへの信頼が脅かされやすいと指摘しており、思わず首肯するばかりです。 ことば自体、真実を伝えるだけのものではありません。謝ったり、約束したり、あるいは美しいレトリックで魅了したり、いずれもことばの大事な側面です。 しかしなが

誰しも、生きる力を持っている

「くるしい、くるしい、こんなんは、生まれてこなんだら、よかったんとちがうか、みんながみんな生まれてこなんだら、何もないねんから、何もないねんから——」 川上未映子の『夏物語』第1部、母とふたりで大阪に暮らし、母への葛藤で長らく声を発しなかった12歳の緑子が、最後、母に向かって絞り出すように言った言葉です。物語の第2部では、違う人物から、たとえわずかでも、ほかの人々の幸せをよそにひどい苦しみを生きざるをえない可能性があると分かっていて、なお人を生むのかという問いも発せられます