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「ハリネズミのリップとプップ」が生まれた時のこと~これからのこと

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このハリネズミを描いたのは、16年ほど前かなぁ。アクリル絵の具と鉛筆で描かれています。今と画材も作風も全く違うので、驚く方もいらっしゃると思います。※こちらはファンの方が宝物のように大切にしてくださっている原画で、画像をお借りました。
↑この絵が、今の「ハリネズミのリップとプップ」の原型になります。
ミッキーマウスやムーミンも、最初は違う感じのキャラクターだったでしょ?あれと同じ感じです。
23歳で趣味で絵を描き始め、28歳の頃に、プロのイラストレーターを目指し動き始めました。その頃は、画材探しの旅の途中で、色鉛筆、パステル、アクリル絵の具、キラキラした粉や、メディウムを混ぜて使ったり、カラーインクと旅をして、最後に水彩絵具に辿り着きました。

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そして、これが今の「ハリネズミのリップとプップ」です。
いつ頃描いたのか?もう覚えていないのですが・・・
10数年前だと思います。
なぜ?ハリネズミだったのか。なぜ?針が虹色なのか。
全く覚えていません(笑)いつも感覚で描いています。
覚えているのは、私がとても幸せで、自分とmizくん(夫)の分身を描いたということです。私のちいさな幸せを絵に残したかった。
他のキャラクターには名前がないのに、この子たちだけ名前があるのは、やはり特別な思いがあったからだと思います。
「リップは私 プップはmizくん」
その頃から、私の絵の中に、虹色のハリネズミがよく登場するようになります。そして、いつの頃からか「ハリネズミとリップとプップ」の絵本を作りたいと思うようになります。絵本を作るためには、具体的な設定が必要だなと思って、「ハリネズミのリップとプップ」は、イギリスりんご園で暮らしてもらうことにしました。

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イギリスりんご園で、楽しい仲間とコロコロと笑って暮らしている。
私と同じように、ちいさな幸せを毎日重ねているのです。
イラストや絵本の仕事を優先して、伝えたいことがあるはずなのに、長い間動けずに、立ち止まっていました。
素敵な絵本を作るためには、日常を切り取ることが大事だと考えていて、明確な設定、登場人物が必要です。
素晴らしいと思う絵本、映画、アニメショーン、漫画、小説には、個性豊かなキャラクターが必要不可欠です。だけど、想像だけで構成するには、無理があると思うので、空想の世界も現実を織り交ぜるべきだと思います。
私がリップ、mizくんがプップであるように、イギリスりんご園とその近くに住む動物たちにも、個性を出したい。
私の家族や友達も個性豊かな人ばかりで、みんなユニークで面白い。
そうだ!みんなをキャラクターにすればいいんだ!
これから、その動物にあったキャラクター設定を考えていきます。
そして、絵本の種づくりのために、「ハリネズミのリップとプップ」の4コマを発信することにしました。今ラフを作っています。
メインは、「ハリネズミのリップとプップ」ですが、そのうち個性豊かな動物たちも登場させる予定です。
ゆっくりなペースになるかもしれませんが、私の日常と空想を切り取ってHappyな4コマを綴っていきたいと思います。
そして、4コマを読んでくださった方がHappyな気持ちになってくれたら、嬉しいです。

Happyな4コマ 100話ぐらいたまったら、「ハリネズミのリップとプップ」の個展もしたいなぁ。

いつか必ず「ハリネズミのリップとプップ」のHappyな絵本も完成させます!


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