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【西武ライオンズ 今日の見どころ】昨季マリーンズ戦無失点の髙橋光成 初勝利なるか 

●マリーンズ戦 開幕5連敗になると2011年以来

【6日◇マリーンズ‐ライオンズ5回戦(ZOZOマリン)14:00】
2021年から3年連続のカード負け越し、特に昨シーズンは9勝16敗と大きく負け越した千葉ロッテマリーンズに、今シーズンも開幕4連敗のスタートとなった。

マリーンズ相手には、昨シーズンの4月26日から7月6日まで、8連敗したばかりなのだが、開幕からとなると、5連敗が過去最長。もし、きょうも敗れるようなことがあると、2011年以来13年ぶりの、マリーンズ戦開幕5連敗となってしまう。

ただ、きょう先発の髙橋光成は、昨シーズンマリーンズ戦はわずか2試合の登板ながら、16イニングを投げて無失点。被打率.179と、ほぼ完璧にマリーンズ打線を抑えていた。チームは負け越しているなか、22年8月23日から髙橋個人は対マリーンズ3連勝中だ。

高橋光成はこれまでマリーンズ相手に、通算27試合に登板して12勝9敗なのだが、本拠地ベルーナドームで4勝3敗なのに対し、ZOZOマリンでは8勝4敗と、むしろ敵地のほうが好成績を収めている。

懸念材料をあげるとすれば、昨年ZOZOマリンでは登板機会がなかったこと。マリンでの登板は、前述した22年8月23日以来となる。久しぶりのマリンのマウンドにとまどうことなく、得意にしていた感覚を思い出して欲しい。

●マリーンズ戦3連勝中の髙橋光成とライオンズ戦3連勝中の種市

対するマリーンズ先発の種市篤暉のほうも、途中トミー・ジョン手術によるブランクを挟んだものの、20年7月11日からライオンズ戦は3連勝中だ。

昨シーズン唯一の登板だった5月9日の試合も、7イニングをマキノンと外崎修汰のソロ本塁打2本による2失点に抑え、勝利投手になっている。

種市がライオンズ戦で敗れたのは、高卒2年目で1軍デビューした18年9月9日、ライオンズ戦初登板だった試合の1度だけなのだ。

右肩の張りのため、出遅れていた髙橋光成だったが、登板を重ねるごとに、投球内容は明らかに向上してきている。

髙橋にはみずからのマリーンズ戦の連勝を伸ばしつつ、種市篤暉のライオンズ戦の連勝を止めて、チームを今シーズンのマリーンズ戦初勝利に導いて欲しい。


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