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【西武ライオンズ 今日の見どころ】愛斗と小笠原 甲子園準々決勝以来の再戦

●ともにリーグ4位で チーム状態は下降気味  

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【24日◇ドラゴンズ‐ライオンズ1回戦(バンテリンドーム)18:00】
交流戦前に、なんとか連敗を5でストップしたライオンズと、現在5連敗中のドラゴンズ。ライオンズが借金2でパ・リーグ4位。ドラゴンズは借金4のセ・リーグ4位。両チームひじょうに似通った状態で、交流戦に突入する。このカードは2018年から3シーズン続けて、ライオンズが勝ち越している。

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●15年夏  東海大相模が花咲徳栄にサヨナラ勝ち

ドラゴンズ先発の小笠原慎之介とは、2017年6月16日以来、5年ぶりの対戦になる。このときはライオンズが3本塁打を含む10安打を浴びせて、攻略に成功したのだが、当時の小笠原はまだ高卒2年目。ホームランを打ったのがメヒア(2本)と秋山翔吾と、すでに在籍していない選手とあって、ほぼ初顔合わせのようなもの。嫌な記憶も残っていないだろう。

そんななかにあって、ライオンズの愛斗と小笠原は1997年生まれの同学年。高3のときには、小笠原と現バファローズの吉田凌の「ダブルエース」を擁した東海大相模高が、夏の甲子園で全国優勝しているのだが、この大会の準々決勝で、愛斗が4番を打っていた花咲徳栄高と対戦している。

この試合、花咲徳栄高が愛斗のタイムリーなどで、3対2とリードしていたが、4回表途中から先発の吉田に代わってリリーフした小笠原が、追加点を許さない力投をみせる。

すると8回裏に花咲徳栄高の2番手投手・高橋昂也(現・カープ)のボークが失点につながり、同点に追いついた東海大相模高が、9回裏に花咲徳栄高の失策から、杉崎成輝(現・JR東日本)のサヨナラ二塁打で勝利して、準決勝進出を決める、劇的な試合となった。

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小笠原と愛斗との対戦は2打席あって、結果はレフトフライとライトへのシングルヒット。敗れた側の愛斗にとっては、甲子園で最後に対峙した投手が小笠原となった。おそらく忘れられない一戦だろう。

あれから7年。1軍公式戦では初対決となる。はたして両選手が、どんな勝負を繰り広げるのか。ゲームの勝敗とは別に、注目していきたい。

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