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【西武ライオンズ 今日の見どころ】同一球団相手の開幕10連敗だと54年ぶり 種市にも5連敗中

●同一球団相手の10連敗以上は 過去5度 

【6日◇ライオンズ-マリーンズ10回戦(ベルーナ)18:00】
開幕から続く千葉ロッテマリーンズ戦の連敗が、ついに9まで伸びた。きのう(5日)の記事で紹介したように、ライオンズのマリーンズ相手の9連敗は、1968年、71年と並ぶワーストタイ記録。もし、きょうも敗れると、マリーズン相手には初めての10連敗となる。

これまでのライオンズの歴史のなかで、同じチームを相手に10連敗以上したことは5度しかない。そのうち「開幕から」に限定すると、1951年の南海ホークス戦、そして70年の近鉄バファローズ戦の2度だけだ。

同一チーム相手の開幕10連敗は、ライオンズ54年ぶり3度目のことになる。

またマリーンズの側からすると、同じチーム相手の10連勝以上は、過去3度。きょう勝つと、95年の福岡ダイエーホークス戦で10連勝して以来、球団29年ぶり4度目の同一カード10連勝となる。

●種市 20年からライオンズ戦5連勝中

ライオンズ隅田知一郎とマリーンズ種市篤暉、この両先発の顔合わせは5月22日に続いて、今シーズン2度目になる。前回は1点を争う投手戦となったが、9回を4安打1失点に抑えた種市が、隅田に投げ勝っている。

今シーズンここまで種市はライオンズ相手に16イニングを投げて、失点はエラーがらみの1点のみ。防御率は0.00だ。

これも再度の紹介になるが、種市がライオンズ戦で敗戦投手になったのは、高卒2年目で1軍デビューした18年、ライオンズ戦初登板だった9月9日の試合の1度だけ。途中トミー・ジョン手術による長期離脱を挟みながら、現在ライオンズ戦5連勝中となっている。

この5試合の合計45イニングで、わずか8失点と、ほぼ完璧に抑え込んでおり、種市のキャリアで2度の完投勝利は、いずれもライオンズ相手に達成したもの。ライオンズ打線にとっては、きのうの小島和哉以上の難敵なのだ。どうにか勝機を見出すには、隅田に無失点に抑えてもらうしかない。

渡辺久信GM兼監督代行が就任して以降、隅田は4勝をあげて、チームの勝ち頭となっている。

6月12日(8連敗)、22日(5連敗)と、立て続けに連敗ストッパーとなってくれた隅田に、今度はマリーンズ相手の連敗も止めてもらいたい。

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