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【西武ライオンズ 今日の見どころ】新球場初戦に強いライオンズ 札幌ドーム得意の松本 エスコンでは?

●「初めての球場」では6勝1敗1分のライオンズ

【14日◇ファイターズ‐ライオンズ1回戦(エスコンフィールド)18:00】
新球場エスコンフィールド北海道での、ライオンズ最初の公式戦。ライオンズのホームであるベルーナドームが開業した1979年(当時の名称は、西武ライオンズ球場)以降に造られたプロ野球の本拠地球場は、1988年オープンの東京ドームから2009年に開業したマツダスタジアムまで、全部で8つある。こうした新たに完成した球場で戦う最初の試合に、ライオンズはひじょうに強い。

ライオンズ 新球場での初戦 戦績 (1988年~ 各球団本拠地球場のみ)

のちのホームチームが、まだ本拠地を移転する前での対戦(GS神戸、千葉マリン)だったり、本来のホームとは別の球団との試合(ナゴヤドーム、札幌ドーム)だったりはするものの、8球場のなかで初戦に敗れたのはマツダスタジアムだけ。通算6勝1敗1分と、大きく勝ち越している。

「初めての球場」に強いライオンズの伝統は、エスコンフィールドでも発揮されるだろうか。

●札幌ドーム最後の先発 松本がエスコンで最初の先発

先発の松本航は、初登板から4連勝するなど、札幌ドームでは通算5勝1敗。唯一の敗戦も、最後は清水優心にサヨナラヒットで力尽きたが、延長10回裏までひとりで投げ抜いた試合だった。

ライオンズにとって「最後の」札幌ドームでの試合となった昨年9月24日のファイターズ戦でも先発、7回途中2失点で勝利投手になっている。

松本 航 札幌ドーム成績

エスコンフィールド「最初の」試合でも先発を任された松本が、札幌から北広島へと相性の良さを引き継ぐことができるのか。3月14日のエスコンフィールドでのオープン戦で、松本は5回を1失点(自責点は0)。試運転は上々だった。

ファイターズには、日体大の4年後輩になるルーキーの矢澤宏太もいる。マウンドと打席で対峙するにせよ、同じマウンドで投げ合うにせよ、松本としては負けられない対戦になる。

当日移動でのゲームにはなるが、今井達也の力投のおかげで、選手たちは最小限の疲労で北海道に向かうことができそうだ。ここ5試合、貯金1と勝率5割の“行ったり来たり”が続いている。そろそろ連勝で、貯金を増やしたい。

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