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【西武ライオンズ 今日の見どころ】25回連続無失点中の髙橋光成 6回以上無失点なら 自身最長に

●髙橋光成 自身の最長無失点は30イニング 

【8日◇ファイターズ‐ライオンズ15回戦(エスコン)18:00】
きょうから4週続けての6連戦がスタートする。この6連戦すべてのカード頭を、髙橋光成が任されることになりそうだ。

前回パ・リーグタイ記録となる3試合連続完封こそ逃したものの、髙橋は現在25イニング連続無失点中。これまでのキャリアのなかで、髙橋が最も長く無失点を続けたのは、昨年4月15日オリックス戦から5月13日イーグルス戦にかけての30イニング。きょうの試合で6イニング以上、ファイターズ打線を無失点に抑えると、自身の最長記録となる。

髙橋光成 25イニング連続無失点中
髙橋光成 自身最長30イニング連続無失点

ライオンズの投手における無失点の球団記録は、1958年稲尾和久と1963年田中勉の39イニングなので、きょうの段階での更新は不可能なのだが、もし髙橋が9回完封して、34イニング連続無失点となると、球団歴代6位タイ。2005年の松坂大輔に並ぶことになる。

ライオンズ 連続イニング無失点 

ファイターズ戦に限っても、髙橋は昨シーズン8月30日の4回表から、現在20 1/3イニング連続無失点に抑えている。エスコンフィールド初登板となった今年4月15日の試合でも、7イニングを投げて、打たれたヒットは松本剛のシングル1本だけ。新球場のマウンドにも順応してみせた。

じつは髙橋は、21年途中から札幌ドームで3連敗しており、ファイターズ戦の通算防御率も、ベルーナドームの3.93に対して、札幌ドームでは4.75と、やや不得意にしていた。新球場への移転は、髙橋にとっての追い風になったかもしれない。

●加藤貴之は ライオンズ戦 26 1/3イニング連続無四球中

対するファイターズの先発は、抜群のコントロールで知られる加藤貴之。白星こそ1ヶ月以上ないものの、内容は常に安定している。今シーズンも127 2/3イニングを投げて与四球14。9イニング換算の与四球率は0.99だ。

ライオンズの各打者が待球することなく、積極的に打ちにいっているからなのか。加藤の与四球はライオンズ戦になると、さらに少なくなる。21年10月3日の2回表に、山川穂高を歩かせたのを最後に、現在ライオンズ戦では、26 1/3イニング無四球を続けている。髙橋の無失点同様、こちらもどこまで伸びるのか、注目だ。

一時は4.5ゲーム差に迫った3位ホークスとは、再び6.5ゲーム差まで開いてしまった。そのホークスはきょうから、4位イーグルスと対戦する。両チームとの差を縮めるつもりなら、ライオンズはファイターズ相手に3連勝するしかない。

4週連続6連戦の最初のゲームを、まずは髙橋光成で着実にモノにしたい。

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