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【西武ライオンズ 今日の見どころ】球団ワーストの日曜日11連敗中 武内は連勝を止められて以来の楽天モバイル

●曜日別11連敗は 球団ワースト記録を62年ぶりに更新

【18日◇イーグルス-ライオンズ20回戦(楽天モバイル)17:00】
今シーズン最多で先発全員の16安打、今シーズン最多タイの11得点。台風7号の影響により、試合が中止となった1日の間に、何が起きたのかは分からないが、初回、2回と打線がつながり、ビジターでの連敗を球団ワースト目前の11でストップした。

引き続きストップしたい記録が、きょうもある。6月2日から先週8月11日まで、ライオンズは現在日曜日に11連敗中なのだ。

西鉄時代の1962年に、やはり日曜日に1引き分けを挟んで10連敗したことがあったのだが、同じシーズンの同じ曜日に10連敗以上したのは、球団史上この1度だけだった。

ところが、6月25日の記事(カード初戦&火曜日連敗 月間負け越し 最低勝率 最少得点… 球団ワースト記録続々更新の可能性)でも取り上げたように、今シーズンの4月9日から6月11日まで、火曜日に10連敗をしてしまい、じつに62年ぶりに、曜日別の連敗の球団ワースト記録に並んでしまった。

そんな火曜日の連敗が終わらないうちに始まっていた日曜日の連敗が、気がつけば11まで伸びていたのだ。日曜日に限らず、同じ曜日に11連敗したのは、ライオンズ史上初めてのことになる。

とにかく日曜日の試合は点が獲れておらず、ホームランもまったく出ていなかったのだが、ここ2週間は得点はできるようになったが、それ以上に失点を重ねている。

今シーズンの日曜日の成績は、20戦して3勝17敗、勝率.150にとどまっている。これまでの日曜日の球団最低勝率は、1970年の.192(5勝21敗3分)なので、とにかく連敗を止めておかないと、この最低勝率を下回る可能性が濃厚だ。

●武内 3試合目の日曜日登板 初勝利なるか 

武内夏暉が日曜日に先発するのは、きょうで3試合目になる。初めて日曜日に投げたのが、5月19日みずほPayPayドームでの、福岡ソフトバンクホークス戦。プロ初完封を目前とした武内が左脚を攣ってしまい、急遽登板したアブレイユが逆転サヨナラを許した、あの忌々しい試合だ。

2度目の日曜登板が、先週の北海道日本ハムファイターズ戦。このときは本来のピッチングができないまま、自己ワーストの6失点を喫して5回で降板。まだ武内自身も日曜日の登板では勝利がない。

また、楽天モバイルパークでの東北楽天ゴールデンイーグルス戦と言えば、武内にとっては7月12日に浅村栄斗に勝ち越しソロを打たれ、デビューからの連勝を5で止められた舞台になる。

チームにとっても、6月26~29日以来の連勝と、8カードぶりの勝ち越しが懸かった一戦。武内には日曜日、および、楽天モバイルパークでの初勝利で、ライオンズ新人左腕で最多となる8勝目を、その手にしてもらいたい。


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